テニスン詩集: 対訳 (岩波文庫 赤 226-3 イギリス詩人選 5)
- 岩波書店 (2003年4月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003222638
作品紹介・あらすじ
ブラウニングとともに英国ヴィクトリア朝の詩壇を代表し、ワーズワスのあとを継いで桂冠詩人となったテニスン(1809‐92)。『イン・メモリアム』『モード』『国王牧歌』など、韻律美にうらうちされた膨大な詩の中から、そのエッセンスを厳選して収録。原詩との対訳形式で、テニスンの詩の魅力を存分に味わえる1冊。
感想・レビュー・書評
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日本語訳がとてもよくて日本語だけでも十分楽しめるが、対訳になっているのもありがたい。
受験生なら、英語の方を全部暗記して英語力をアップさせるといいと思う。
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テニスンの歌といえば『イン・メモリアム』と『国王牧歌』。亡くなった親友を追悼した詩と、親友を亡くして以降の彼の生涯は注目に値する。
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シャロットの女が読みたい。
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単純にテニスンを読んでみようと思いました。
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アーサー物としては"The Lady of Shalott"「シャルロットの女」全文、"Idylls of the King"「王の牧歌」の一部が収録されている。文庫なので値段が安いのはうれしい。ただし訳文はいまいち。意味が取れるという程度で雰囲気はほとんどなし。詩の訳でありながら日本語の美しさが感じられないのは致命的。<br />
原文が載っているのですこしでも英語がわかる人なら、お勉強用と割り切ってがんばって原文を読むことを薦めます。もっともテニスンの作品はすでにパブリックドメインなので、英語ならなのでネット上にいくらでもあるが(笑)