虚栄の市〈二〉 (岩波文庫)

著者 : サッカリー
制作 : 中島 賢二 
  • 岩波書店 (2003年11月15日発売)
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  • 6レビュー
  • Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003222720

虚栄の市〈二〉 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 英国版「戦争と平和」と言われる理由がわかってきた。ジョージ・オズボーンがニコライ・ロストフで、ドビン君とジョス君を足すとピエールになるという感じ。ドビン君が一途で応援したくなる一方、ジョージが紳士の風上にも置けないクソ野郎で叩きのめしたくなる。アミーリアもなんだかんだ自己中なのであまり同情できない。周りが見えていたらドビン君の優しさに気づくはずだよ。やはり恋は盲目なんだなあ。
    レベッカは面の皮が厚すぎて、お見それしました!と言うほかない。ここまで徹底しているといっそ清々しい。同性には好かれないタイプだけど、こういう子いるよね…ピーチガールのさえちゃんみたいだな。
    戦争場面は作者も専門ではないと認めているように省かれている。ここは「戦争と平和」と異なるところ。
    さて、2巻も終盤でいよいよミス・クローリーが亡くなることが仄めかされる。財産の行方やいかに?

  • 「虚栄の市(二)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2003.11.14
    447p ¥840 C0197 (2017.10.19読了)(2017.07.02購入)

    【目次】
    第十八章 ドビン大尉の買ったピアノを誰が弾いたか
    第十九章 看護を受けるミス・クローリー
    第二十章 ドビン大尉が縁結びの神のお使いをする
    第二十一章 女相続人をめぐる喧嘩
    第二十二章 結婚式とハネムーン
    第二十三章 ドビン大尉の活躍
    第二十四章 オズボーン氏と家庭用聖書
    第二十五章 ブライトンよ、さらば
    第二十六章 ロンドン―チャタム間で
    第二十七章 アミーリア、連隊に同行
    第二十八章 アミーリア、ベルギーへ
    第二十九章 ブリュッセル
    第三十章  『愛しい娘を後に残して』
    第三十一章 ジョスと妹
    第三十二章 ジョスの脱出と戦争の終結
    第三十三章 ミス・クローリーの縁者たちの気苦労
    第三十四章 ジェームズ・クローリーのけされたパイプ

    ☆関連図書(既読)
    「虚栄の市(一)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2003.09.17
    (amazon)
    ベッキーは首尾よく名家の次男坊と結婚,野心も新たに社交界の頂点スタイン侯爵に近づく.一方アミーリアには悲運が続く.ナポレオン進軍で全欧が震撼し株価暴落で実家は破産,やがてワーテルローから夫の戦死の報が…ロンドン,ブライトン,欧州を舞台に展開するイギリス版「戦争と平和」,前半の山

  • レベッカはどんどん狡賢く,アミーリアは善良だけど愚かな,人間になっていく
    第1巻での登場当初は,いい人っぽかったジョージ・オズボーンも,実は単なる甘やかされて,勘違いしたお坊ちゃんだったことが判明

    学校という限られた世界から離れただけで,アミーリアは同性からの攻撃にさらされる。
    女同士の嫉妬って,本当に怖い

  • ジョージとドビンの腐れ縁珍道中。ジョセフもいるよ!

  • 持ち前の才気でのしあがるベッキーと、どんどん不幸の続くアミーリア。

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