虚栄の市〈三〉 (岩波文庫)

著者 :
制作 : William Makepeace Thackeray  中島 賢二 
  • 岩波書店
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003222737

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  • 「虚栄の市(三)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2004.01.16
    446p ¥840 C0197 (2017.10.27読了)(2017.07.21購入)

    【目次】
    第三十五章 未亡人であり母であり
    第三十六章 一年をただで暮らす法
    第三十七章 続・一年をただで暮らす法
    第三十八章 貧しい一家
    第三十九章 皮肉な出来事
    第四十章  ベッキー、晴れてクローリー家の一員に
    第四十一章 ベッキーの帰還
    第四十二章 オズボーン家のその後
    第四十三章 喜望峰の彼方
    第四十四章 ロンドンからハンプシャーへ
    第四十五章 ハンプシャー―ロンドン間で
    第四十六章 辛い試練
    第四十七章 ガーント・ハウス
    第四十八章 最上流の生活
    第四十九章 御馳走とデザート
    第五十章  貧しい一家の暮らしぶり
    第五十一章 謎めいた場面
    第五十二章 愛想のいいスタイン卿
    第五十三章 救援と破局

    ☆関連図書(既読)
    「虚栄の市(一)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2003.09.17
    「虚栄の市(二)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2003.11.14
    (「BOOK」データベースより)amazon
    戦争未亡人となったアミーリアは一人息子が生き甲斐の毎日。孫を取り戻そうとする婚家の一方で、母子を見守る亡夫の親友ドビン。対照的にベッキーは社交界を泳ぎ、夫も子供も顧みず、大富豪スタイン侯爵に近づくが…悪事露見の有名な章まで。新訳。

  • レベッカがやりたい放題になっていく一方、ロードンが息子を可愛がる良い父親(今で言う育メン?)になり落ち着いていくのが対照的でおもしろい。晴れて兄夫婦とも親密になれて一族と和解できたのだから、そこそこの生活で満足していればよかったのになあなんて、傍観者は思うけれど。もっともっとと上ばかり見てしまう気持ちもわからなくはないから、ベッキーの生き方が愚かだと簡単に言ってしまうのはなんか違うなと思う。どこまでが「向上心」でどこからが「高望み」かなんて、線引きがあるわけじゃないんだし。あとはもう性格の問題だよね。子供を泣く泣く手放すアミーリアは自分の利己的な愛に気づいた。でも気の毒ながら息子は早くも贅沢に染まり人格者にはなりそうにない。幸せを決める要因っていったい何だ?と考えずにはいられない。

  • でもアミーリアよりベッキーの方が好きなんだよな、この小説。

  • ベッキーの息子が今後どんだけやさぐれた人生を送ったのか考えると非常にドキドキする。誰かそういう二次創作書いてませんかね

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