虚栄の市〈四〉 (岩波文庫)

著者 :
制作 : William Makepeace Thackeray  中島 賢二 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003222744

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  • 「虚栄の市(四)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2004.03.16
    411p ¥840 C0197 (2017.11.06読了)(2017.07.02購入)

    【目次】
    第五十四章 戦い済んで日曜日
    第五十五章 前章の続き
    第五十六章 ジョージー、紳士となる
    第五十七章 東方紀行
    第五十八章 われらが友、ドビン少佐
    第六十章  再び上流社会へ
    第六十一章 二つの灯が消える
    第六十二章 ラインの畔
    第六十三章 旧友との再会
    第六十四章 さすらい人
    第六十五章 忙しいやら嬉しいやら
    第六十六章 恋人同士の喧嘩
    第六十七章 出生、結婚、そして死
    地図
    解説  中島賢二

    ☆関連図書(既読)
    「虚栄の市(一)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2003.09.17
    「虚栄の市(二)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2003.11.14
    「虚栄の市(三)」サッカリー著・中島賢二訳、岩波文庫、2004.01.16
    (「BOOK」データベースより)amazon
    賭博場をさすらうベッキーとの予期せぬ再会。亡夫を追慕するアミーリアに旧友は15年前の手紙を突きつけ迷妄を醒ましてやる。しかし、ああ、空の空―虚栄の社会はなおも続き…人間絵巻ついに完結。“悪女”最後の疑惑を読者にのこして。新訳。

  • レベッカが醜聞により社交界から総スカンをくらい、反対にジョスの帰国によりアミーリアが社交界に復帰。なんだかこのあたりから因果応報感が漂ってきてつまらなくなってしまったのだが、そのままでは終わらなかった。
    第66章「恋人同士の喧嘩」でドビンとレベッカがアミーリアにそれぞれの言葉で「いい加減目を覚ませバカ女」と言うところ、まさしくその一言待ってましたー!!ここまで読む間、ドビン君の愛情にあぐらをかいたアミーリアにどれだけいらついたことか。いやーこの小説間違いなくドビン君がヒーローですよ。レベッカはレベッカで最後まで自分を貫いていて、あっぱれ。そういう生き方もありだと思う。何が正しい、何が正しくない、なんて相対的なものでしかないのだから、みんな自分らしく生きればいいのだ。他人と比べて幸せを測るなんて馬鹿らしい、とサッカリーは言っている気がする。
    そんな感じで読後はスッキリした気分。これも大団円と言えるかな!

  • 稀代の悪女とか書かれているベッキーだが、ちっともそうとは思えない。この時代に金も後ろ盾も無く、自分の力だけでここまで伸し上がれたのは素晴らしい。

  • 虚栄の市。翻訳物なのでどうかと思っていたけど、面白かった。

  • ドビンが一瞬「おれ実はベッキーの方が人間としては好きだな」と思ってしまうところがよい。

  • 全4巻読了。北村薫のベッキーさんシリーズから興味を持って読んだけど、予想外に面白かった。2004年の新訳だけあって、訳が古臭くなくて読みやすいのも◎
    善良で凡庸なヒロインアミーリアに対して才知に溢れる「悪女」ベッキー。でもこのベッキーがとても魅力的。自分に正直で目的のためには手段を選ばず、だけど根っからの悪人ではなくて、自分に正面から敵対する人にかえって好意を感じたり、困難を笑い飛ばすことのできるベッキーは、今でも通用するキャラクターだと思う。

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