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- Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003226629
作品紹介・あらすじ
ごく普通の少女として育ち、結婚して子供を育て-とりたてて波瀾のない穏やかな生涯の中で、ギャスケルは、聡明な現実感覚と落ち着いた語り口で人生を活写した魅力的な作品を書いた。本邦初訳四篇。
感想・レビュー・書評
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挫折
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エリザベスギャスケルという名前は、正直リチャードアーミティッジ主演のドラマ、北と南でしか知らなかった。ブロンテの伝記書いたりディケンズと文通とか多彩な人だなあ、としか思ってなかった。
でも短編を読み終わって、胸に澄み切った優しさがいっぱいに満ちた。(気がする)キリスト教的なメタファーを多分に盛り込んだ、大人のための童話。お気に入りの作品が異父兄弟と、一番最後に乗っていた短編。
ちょっとゴーストストーリー的な話もあったのも良かった。
宮沢賢治に雰囲気が似ている気がした。弱者への優しい視点や、キリスト教的な教訓。オーヘンリーっぽさもあったなあ。
あまり期待してなかった笑けどすごく染み入った作品。 -
ギャスケル(1810−65)はごく普通の少女として育ち、結婚して子供を育て、とりたてて波瀾のない穏やかな生涯をおくった。ディケンズ、ブロンテ姉妹ら同時代イギリスの錚々たる作家たちに比べ、地味な印象を受けるが、聡明な現実感覚と落ち着いた語り口で人生を活写した多くの魅力的な作品をのこした。8篇中4篇は本邦初訳。
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ギャスケルの作品





