トーノ・バンゲイ 下 (岩波文庫 赤276-5)

  • 岩波書店 (1960年2月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784003227657

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  • 叔父のトーノバンゲイ事業成功後、ジョージは航空学の研究に没頭し事業から距離を置く。まもなく叔父は事業に失敗。ジョージは西アフリカまである物質を調達(盗む)しに行くが帰り道で船は沈んでしまう。帰国後、毎日新聞糾弾される叔父を気球に乗せ南フランスに逃げるも叔父は肺炎をこじらせ亡くなってしまう。無一文になったジョージはイギリスに戻り書類の整理とビクトリアに求愛するも失恋し駆逐艦を作る仕事に就く。失敗談より研究と恋愛が細かく描かれている印象。ただ叔父の亡くなる場面は友人ギッシングの最期をモデルにしているのに驚いた

  • 自伝的要素で構成された上巻から一転、叔父の虚業を存続さえようと新規事業〈鉱山話〉に乗り出す。持ち込んだ山師は病床に伏し彼の雇った船長と航行するが、船長も素人臭く、しかも欲深く失敗する顛末。夜逃げはスケール大きく(未来の乗り物である)飛行機でヨーロッパに高跳び、不時着で徒歩旅行者を装うが、主犯の叔父は病で重態となり連泊するうちに正体もバレてしまった…/ビアトリスお嬢さんとの再会、アラサーで未婚、彼を愛していたが世話女房にはなれない「私、自分で髪を結うことさえできないのよ」…「変化は避けられぬ」結末での諦観。

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