ヘリック詩鈔 (岩波文庫)

著者 : ヘリック
制作 : 森 亮 
  • 岩波書店 (2007年12月14日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003229811

作品紹介

イギリスの詩人ヘリック(一五九一‐一六七四)は、恋人たちに優しく呼びかける恋愛詩など、愛すべき詩を多数のこした。人生は、はかなくて無常、束の間の人生なのだから生きているうちは楽しもうよ、といった気分が基調。訳詩を読む喜びを教えてくれる一冊。

ヘリック詩鈔 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • Robert Herrick (1591-1674)。イギリスの詩人、牧師。図書館本

  • 高校生のころに学校近くの書店で買った岩波文庫の1冊。ヘリックの作詩態度の特色は主題を観念的に選び出して、それを核にして知的に理詰めに構成してゆく方法にあります。思えば私が詩集というものをきちんと読んだのは本書が初めて。知らず知らずのうちに私の作詩態度にも大きな影響を与えていたんだなぁと、今回再読してみて感じました。私は大抵、眼前の現実ではなく、観念から出発しますから・・・。
    「若々しく美しい乙女たちを/春はあまた従へるが、/すみれの花よ、/あなたらがだれよりも匂はしい。」(すみれの花に)・・・この詩に出会ったからかしら?すみれと云う花の観念が私の頭に棲みついたのは・・・。
    「このみづみづしい器量好(よ)しの花々は/嘗(かつ)て恋に悩んだ乙女たちの/生れ変つた姿なのだ。ごらん、今だつて/面(おもて)をほてらせたり、青ざめて色を失つたり・・・。」(転生 その一)・・・故に私は野花を愛する。

  • 詩を書かうたって手の下しようがない、
    霊感の訪れが間違になった今日この頃は。
    でも、ひとり静かに部屋にいて
    旧稿を読み返すのも詩人のわざか。

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