白鯨 中 (岩波文庫)

制作 : 八木 敏雄 
  • 岩波書店
3.47
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本棚登録 : 460
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003230824

作品紹介・あらすじ

"モービィ・ディック"との遭遇を前にして、エイハブ船長ひきいるピークオッド号の航海はつづく。ほかの捕鯨船との"出あい"を織りまぜながら、鯨と捕鯨に関する"百科全書的"な博識が、倦むことなく、衒学的なまでに次から次へと開陳されていく。

感想・レビュー・書評

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  • これはやはり現代人が思い浮かべる「小説」ではないな。
    小説でもあり、詩でもあり、ルポタージュでもあり、哲学書でもあり、、、
    様々な知識・教養を背景に圧倒してくる、こちらのあまりの教養の無さに怯えてる始末というのが本当のところ。
    なお上巻でもそうだったが、挿絵もなかなかgood。

  • 話脱線しまくるな笑

  • 多様な人種の乗組員と報復に執念を燃やす船長 壮絶な死闘をくりひろげる航海の一部始終 いったいどうなるのか

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB20084941

  • 中巻ではいよいよ捕鯨が始まる。どのようにクジラを追いかけ、攻撃し、弱らせるのかや、ついに息絶えたクジラをどのようにバラし、油を取るかなど、詳しい説明があって興味深かった。クジラについての様々な説明や、捕鯨や船に関するもろもろの補足は純粋な物語を求めている人には読みにくい部分もある。でも以前読んだユゴーの『レ・ミゼラブル』も途中でパリの下水道の説明が長々と挟まってたりしたし、そういうのも含めて一つの作品となっているから、読み飛ばしてしまうのはもったいないと思う。
    クジラについて語るのはイシュメールなのかメルヴィルなのか。クジラの口の中を「美しく清楚な感じ」と表現する。本気か?と疑いたくなるが、とにかく惚れこみ方が半端じゃない。
    この巻で好きなのは「64章スタッブの夜食」。コックさんにクジラのステーキを焼いてもらうが、焼き過ぎだとケチをつけるスタッブ。でもなんだかんだ言いつつ食べる。そして船に横付けされたクジラの死肉に群がるサメにお説教をするコックさん。この二人のやり取りがおかしい。スタッブは船員たちの中でもいいキャラしている。
    ただ、この作品において一番キャラが立っているのはエイハブでもスタッブでもなく、メルヴィルだと私は思う。

  • 情報的で読むのに少し疲れました。あとは今となれば間違ってる情報じゃないかと思うことも多々あったけど、メルヴィルは過去の情報からこれは間違っていると白鯨を読んでいる今の自分と同じことも言っているので、将来自分も間違ってるなと思われるだろうなと思った。その時は素直に認めることにしよう。

  • あれ?イシュメ-ルは?(笑)ついに語り手が誰なのか不明なる。それ以前にプロット完全崩壊。小説か鯨百科なのか何なのか謎の本に(笑)
    語り口と壊れ方がオモロ過ぎ、チョット何言ってるかわけわからんと思ってたら突如「読者諸君!」と話しかけられビビる。ちょうど聞いてへん時に「ちょっと人の話し聞いてる?」って言われ焦る時のアレ(笑)でも「白」の章はトリハダだった。
    フリ-ダムな鯨ヲタ本と化し、いよいよ賛否が別れるだろう中巻。
    モ-ビ-ディックも未だ現れずとも、私も海の上、メルヴィルの詩う鯨の尾にことほぐ。

  • 途中面白い出来事があったと思うと、しばらく退屈な細かな説明・解説が続くという繰り返し。

    なかなか読み進めてゆくのが難しい。文学史に出てくる作品として、意地でパラパラ読んでは中断、読んでは中断を繰り返している。一応、中まで読み終わり、残すは下巻。多分今年中には完読できるかと…

  • メルヴィル氏は、まことに博覧強記にして饒舌であります。鯨と捕鯨に関する多くの知識を読者に伝えてくれます。ですから、モービィ・ディックの姿はまだ見えないのであります。

  • 蘊蓄ばかり。

  • 感想は下巻で。

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著者プロフィール

1819年-1891年。ニューヨークに生まれる。13歳の時に父親を亡くして学校を辞め、様々な職を経験。22歳の時に捕鯨船に乗り、4年ほど海を放浪。その間、マルケサス諸島でタイピー族に捕らわれるなど、その後の作品に影響を及ぼす体験をする。27歳で処女作『タイピー』を発表。以降、精力的に作品を発表するものの、生存中には評価を受けず、ニューヨークの税関で職を得ていた。享年72歳。生誕100年を期して再評価されるようになり、遺作『ビリー・バッド』を含む『メルヴィル著作集全16巻』が刊行され、アメリカ文学の巨匠として知られる存在となった。

「2012年 『タイピー 南海の愛すべき食人族たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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