白鯨 中 (岩波文庫)

制作 : 八木 敏雄 
  • 岩波書店 (2004年10月15日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (495ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003230824

作品紹介

"モービィ・ディック"との遭遇を前にして、エイハブ船長ひきいるピークオッド号の航海はつづく。ほかの捕鯨船との"出あい"を織りまぜながら、鯨と捕鯨に関する"百科全書的"な博識が、倦むことなく、衒学的なまでに次から次へと開陳されていく。

白鯨 中 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • これはやはり現代人が思い浮かべる「小説」ではないな。
    小説でもあり、詩でもあり、ルポタージュでもあり、哲学書でもあり、、、
    様々な知識・教養を背景に圧倒してくる、こちらのあまりの教養の無さに怯えてる始末というのが本当のところ。
    なお上巻でもそうだったが、挿絵もなかなかgood。

  • 多様な人種の乗組員と報復に執念を燃やす船長 壮絶な死闘をくりひろげる航海の一部始終 いったいどうなるのか

    *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB20084941

  • 中巻ではいよいよ捕鯨が始まる。どのようにクジラを追いかけ、攻撃し、弱らせるのかや、ついに息絶えたクジラをどのようにバラし、油を取るかなど、詳しい説明があって興味深かった。クジラについての様々な説明や、捕鯨や船に関するもろもろの補足は純粋な物語を求めている人には読みにくい部分もある。でも以前読んだユゴーの『レ・ミゼラブル』も途中でパリの下水道の説明が長々と挟まってたりしたし、そういうのも含めて一つの作品となっているから、読み飛ばしてしまうのはもったいないと思う。
    クジラについて語るのはイシュメールなのかメルヴィルなのか。クジラの口の中を「美しく清楚な感じ」と表現する。本気か?と疑いたくなるが、とにかく惚れこみ方が半端じゃない。
    この巻で好きなのは「64章スタッブの夜食」。コックさんにクジラのステーキを焼いてもらうが、焼き過ぎだとケチをつけるスタッブ。でもなんだかんだ言いつつ食べる。そして船に横付けされたクジラの死肉に群がるサメにお説教をするコックさん。この二人のやり取りがおかしい。スタッブは船員たちの中でもいいキャラしている。
    ただ、この作品において一番キャラが立っているのはエイハブでもスタッブでもなく、メルヴィルだと私は思う。

  • 情報的で読むのに少し疲れました。あとは今となれば間違ってる情報じゃないかと思うことも多々あったけど、メルヴィルは過去の情報からこれは間違っていると白鯨を読んでいる今の自分と同じことも言っているので、将来自分も間違ってるなと思われるだろうなと思った。その時は素直に認めることにしよう。

  • あれ?イシュメ-ルは?(笑)ついに語り手が誰なのか不明なる。それ以前にプロット完全崩壊。小説か鯨百科なのか何なのか謎の本に(笑)
    語り口と壊れ方がオモロ過ぎ、チョット何言ってるかわけわからんと思ってたら突如「読者諸君!」と話しかけられビビる。ちょうど聞いてへん時に「ちょっと人の話し聞いてる?」って言われ焦る時のアレ(笑)でも「白」の章はトリハダだった。
    フリ-ダムな鯨ヲタ本と化し、いよいよ賛否が別れるだろう中巻。
    モ-ビ-ディックも未だ現れずとも、私も海の上、メルヴィルの詩う鯨の尾にことほぐ。

  • 途中面白い出来事があったと思うと、しばらく退屈な細かな説明・解説が続くという繰り返し。

    なかなか読み進めてゆくのが難しい。文学史に出てくる作品として、意地でパラパラ読んでは中断、読んでは中断を繰り返している。一応、中まで読み終わり、残すは下巻。多分今年中には完読できるかと…

  • メルヴィル氏は、まことに博覧強記にして饒舌であります。鯨と捕鯨に関する多くの知識を読者に伝えてくれます。ですから、モービィ・ディックの姿はまだ見えないのであります。

  • 蘊蓄ばかり。

  • 感想は下巻で。

  • カバーから:白鯨に片足を奪われたエイハブ船長は復讐の念に燃えて、捕鯨船ピークォド号で大洋を進む。、、飽くなき冒険の意思と原始的な力への讃歌が全編にみなぎる壮大な叙事詩であり、善と悪、肉と霊、文明と野蛮等についての鋭い考察が見られる一種の寓話小説でもある。

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