ある婦人の肖像 (上) (岩波文庫)

制作 : 行方 昭夫 
  • 岩波書店 (1996年12月16日発売)
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  • レビュー :6
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003231357

ある婦人の肖像 (上) (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • ニコール・キッドマン主演で映画化された小説。
    自立心旺盛ですが世間知らな娘が、
    ヨーロッパに渡り莫大な遺産を
    受け継いだことで、遭遇する恋と試練の物語。
    上・中・下巻の3冊あります。
    映画版の冒頭では、物語とは関係ない
    現代の若い女性たちの表情が映し出されていますが、
    これは19世紀の女性であるヒロインと、
    現代女性たちの共通点を表しているそうです。
    確かに、わたしがこの本を読んだ頃、
    ちょうどヒロインと同じくらいの年齢でしたが、
    その考え方に共感する部分が沢山ありました。

  • 地方紙の書評欄で見て、読んでみたくなった本。
    古典のわりにはおそろしいほど読みやすく、あっという間に読み終わった。
    特別おもしろいとも思わなかったので、読みづらい本だったらここ(上巻)でやめるところですが、つるつるっと読めるし、まあ最後まで読むか、と思ってます。

    ずーっと誰かの人物評をしゃべり続けている印象の本。バストショットばっかりが延々と続くマンガを読んでるみたいなイメージかな。
    とにかくミス・スタックポールが鬱陶しくてイライラした。ウーマン・リブの嫌なところを集めたような人物。
    でも男性陣の描写はなかなか良い。ドラマ「ダウントン・アビー」が終わってしまってとっても寂しく思っていたので、男性キャラのクラシカルな立ち居振る舞いにはあのドラマが思い出されて少し心慰められた。

    ちなみに初ヘンリー・ジェイムズです。
    私は文学史には非常に疎くて、彼がどういう位置づけの人なのか、ぜーんぜん知らなかったのですが(疎いにも程がある? 笑)、読む前にあまり余計な情報を入れたくない方なので、まっしろ状態で読みました。
    でも、読んでいて、本人がアメリカ人なのかイギリス人なのかがとっても気になったので(たぶんイギリス好きのアメリカ人なんだろうと推測しつつ読んでいた)、これを読み終わった時点でチラチラッと著者経歴を斜め読み。文学史的には、現代小説まであと一歩、な時代の小説みたいですね。なるほど、という感じでした。

    ジェーン・カンピオンが映画化した、というのも今知ったのですが、まだ上巻だけしか読んでいないけど、実にカンピオンぽい!と思います。

  • ヘンリー・ジェイムズの代表作のひとつ。
    新大陸アメリカと旧社会である欧州との相剋というテーマはジェイムズが頻繁に取り上げたものだが、年代的には初期に分類される本作では、後年の作品と比較すると比較的解りやすい描き方がなされている。
    上巻は伯父の死までを収録。

  • 読むのに忍耐を要したわりに、後味は希薄。

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