日はまた昇る (岩波文庫 赤 326-1)

制作 : 谷口 陸男 
  • 岩波書店
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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003232613

感想・レビュー・書評

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  • the sun also rises.
    これこそ。

  • 文豪の古典的名作ということで少々身構えていたが、当時の若者の熱狂的な反響をよんだという煽り文句もさもありなん、意外にも面白くすらすらと読んでしまった。
    登場人物たちとは時代背景も境遇も違いすぎるので共感は別にしなかったが、若いっていいよね、楽しいねと思わせてくれる。
    簡潔な原文に輪をかけて簡潔な訳文も良い。

  • 文章に既視感がありました。
    しかし、それは多くの現代作家がヘミングウェイの影響を受けているためでしょう。
    ストーリーとしては、主人公の状況を把握するだけでも一苦労でした。しかし、それは読書において楽しみの一つでもあります。
    あまりのビックネームにハードルを上げすぎたためか、最初は文章は上手くとも退屈という感想でしたが、終盤のスペインに入ってからは幸福そのもの。
    電車の中で区切りながら読むよりは、休みの日に一気に読み上げるのが私としてはおすすめです。

  • 第一次世界大戦後の
    「失われた世代」の若者達の話。
    当時の人々にえらく共感されたらしい。

    こういう文学は、
    そのころの時代背景とかを知らないと、
    あまり面白くないという事が分った。

  • 保有状況:所有&購入日:40468&購入金額:630

  • ちょっと訳が…ずいぶん前のだからかしら?
    ヘミングウェイの作品は3冊目で、前の二冊はとてもすきだったけど、今回のはすこし期待はずれかなぁ

  • この旧い訳がいいのだ。第五十一刷、後書きの最後には昭和三十三年夏とある。見所の汚い、皮肉った言い回しと表裏にある知的さなんかが、少し時代遅れの日本語で訳されているのでよく出ている。

    ハードボイルドの先駆け。ここからチャンドラーが生まれ、そして村上春樹が生まれたのだ。
    この頽廃的な感じは、あるいは今の時代には合わないかもしれない。今の人々(特に若者)は頽廃的ですらないからだ。頽廃も一つのパワー、知的さ、傾向だとすれば、今の時代には何が残っているのだろう? ここには無知、無関心、無為が横たわっているだけだ。そして、この本を読む若者は言うだろう、「下らない」と。ではなにが下るというのだ?

    無為の世界に栄光のあらんことを。

  • 初めてヘミングウェイに手を出してみたが、情景描写が今の本より圧倒的で、目の前に浮かんだ。
    昔の作品に慣れてないせいか、読むのに時間がかかり、理解出来ない箇所も多々あった。
    あと、アメリカ的?というのか、登場人物にちょっと移入できなかった。
    昔からのファンの人は嫌うかもしれないが、今風に訳せると、おもしろいのかもしれない。

  • 戦争を知らない我々は、戦後の喪失感も共感しにくいものがある。

  • やり切れなさだけが残るのか。明るい、楽観的とも言える光を見いだすのか。そのときの気分によって、読後感が変わる。きっとこれからも、何度も読み返すだろう一冊。

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著者プロフィール

アメリカの詩人・小説家(1899-1961)。
イリノイ州オークパーク生まれ。高校卒業後新聞記者となる。第一次大戦やスペイン内乱での従軍経験をもとにした『武器よさらば』『誰がために鐘は鳴る』など、自身の実体験に取材した作品を多く残した。
長編小説『老人と海』が世界的ベストセラーとなる。1954年ノーベル文学賞受賞。簡素で力強い文体と冒険的なライフスタイルは20世紀のアメリカの象徴とみなされ、各方面に影響を与えた。

「2016年 『ストレンジ・カントリー THE STRANGE COUNTRY』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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