黒人のたましい (岩波文庫 赤333-1)

  • 岩波書店 (1992年2月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (429ページ) / ISBN・EAN: 9784003233313

みんなの感想まとめ

テーマは、自己のアイデンティティや二重意識の探求であり、読者は著者が描く黒人の魂とアメリカ人の魂の対立を通じて、自身の内面的な葛藤を見出します。特に、著者の詩情豊かな表現や比喩は、100年前の原書から...

感想・レビュー・書評

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  • 原書が100年前だし、詩情豊かで比喩表現が多いのかもしれないが、それにしても翻訳の日本語が妙。あともう少し、という感じ。
    それを差し引いても良い本でした。章立てごとに黒人霊歌の楽譜がのっているのもセンスがいいなあ。

  • 2025年2月3日、東大生のグラ友さんの投稿で見かけた。

    「自分って一体何がしたいんだろう。
    そのことが時々分からない。
    現実に自分の人生は優れたものではないし、もっと自由に生きたかったと思う。
    『黒人のたましい』(デュボイス著)という著作があり、著者はアメリカ人の魂と黒人の魂がある、2つの魂があると語っている。
    自分もそんな感じがする。私には2つの魂がある気がする。
    片方は男性の魂。もう片方は無性の魂。
    私は自分が男性になるなかでもう片方の魂を分離して心のなかに置いてきてしまった。
    そちら側の魂を使って思考することもできる。
    自己の状態は移り変わる。
    デュボイスの本は二重意識理論と言われている。
    私もそうだろう。そのなかで自分はどういう人とどういう関係を持てるのだろう。
    そんなことを思いながら生きている。」

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著者プロフィール

詩人、小説家、アメリカ文学者。京都生まれ。1951年、東京大学英文科卒業。東京都立大学附属高校教諭を経て、法政大学教授(1991年退職)。詩誌『列島』に拠った若い世代の同人。長谷川龍生らと『現代詩』にも加わり、第二次世界大戦後の現実社会を鋭く凝視し、反権力の立場を保った。詩集に『木島始詩集』(1953)、『パゴダの朝』(1977)、『回風歌・脱出』(1981)、『双飛のうた』(1984)、『遊星ひとつ』(1990)、『朝の羽ばたき』(1995)など。1990年代以降は、とくに四行詩に積極的で、『われたまご 一二三篇の四行詩集』(1994)、『根の展望 詩集:連作体四行詩十三集』『越境 長い四行詩話:四〇篇に聯弾する』(ともに1999)などを著した。またL・ヒューズやL・ジョーンズ(アミリ・バラカ)、ナット・ヘントフNat Hentoff(1925―2017)などのアメリカ黒人文学やジャズ関係の翻訳、紹介には定評があった。

「2024年 『無伴奏女声合唱のための モニュメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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