フィッツジェラルド短篇集 (岩波文庫)

制作 : 佐伯 泰樹 
  • 岩波書店 (2003年8月19日発売)
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  • レビュー :9
  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003233412

フィッツジェラルド短篇集 (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

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  • かなり面白く読んだ。テーマパーク化した社会で生きる虚しさのようなものが滲み出ている

  • 世界の美しさと残酷さ。20年代の芳しい空気。すべてがきらきらと光っていて一瞬で消えていく、この、あまりの悲しさに、フィッツジェラルドが見た人生とは、と深く考え込んでしまって動けなくなった。冬の夢、いつか見た夢、それは全部冬の夢なのである。夏の夢じゃない。悲しくて、寂しくて、愚かで、救いがあるように思えた夢。こういう本が本当に好きだ。こういう本こそが人生の糧であると強く思う。
    あと、翻訳がとても好き。冬の夢の言葉の一語一句のあまりの素晴らしさに、光文社の翻訳と読み比べてみたけれども、全然違う。美しさと胸にはいってくる強さが全然違う。

  • いいな。すごい好き。特に前半3つくらいが好き。愛だとか恋だとか、派手に豪奢に。バブリー?
    「冬の夢」は、村上春樹の「回転木馬のデッドヒート」収録の『今は亡き王女のための』の下敷きだよなぁ。村上が影響を受けていること、なおかつ違いが鮮明に現れてて一番楽しく読んだ。

  • 彼の作品は人の崩壊、破滅を
    よく捉えていると思います。
    本当のことを行っておくと、出てくる作品は
    全部バッドエンドととってもいいぐらいです。
    ですが、まだ救いのある終わり方もあります。

    興味深い作品は
    あらぬ未来を描いていたものの
    崩壊によりすべてが水泡に帰してしまう
    「リッツ・ホテル…」や
    お金持ち、しいてはマネー・ゲームを皮肉った
    「金持ち階級の青年」
    決してこれらの作品は幸せにはなりません。

    だけれども読後に不快感はないのです。
    本当に不思議。
    むしろ彼の作品をいろいろ読みたいな、と思わせて
    くれるのですから…

  • 狂った日曜日◎

  • 2009.02.04
    冬の夢
    金持ち階級の青年
    バビロン再訪
    狂った日曜日

  • 「氷の宮殿」が一番好き

  • 『ノルウェイの森』→『グレート・ギャツビィ』→「落胆」という構図を辿った方、諦めずにこちらを読んで見てください。僕はこれを読んでフィッツジェラルドの面白さに気づきました。表紙も宝石箱のようで、素敵です。

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