青白い炎 (岩波文庫)

著者 :
制作 : 富士川 義之 
  • 岩波書店
3.50
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本棚登録 : 98
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003234112

作品紹介・あらすじ

帝政ロシアで生まれ、亡命作家として生きたナボコフ(1899‐1977)。999行から成る長篇詩に、前書きと詳細かつ膨大な註釈、そして索引まで付した学問的註釈書のパロディのようなこの"小説"は、いったいどう読んだらいいのだろうか。はたして"真実"とは?諧謔を好んだ『ロリータ』の著者ならではの文学的遊戯に満ちた問題作。

感想・レビュー・書評

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  • あー。厄介な本。

    殺された詩人ジョン・シェイドによる遺作の詩
    と隣人である文学者キンボートによる膨大な注釈。
    注釈には、かつてあったゼンブラの最後の王の物語が語られる。

    うーん。最初は詩を読みつつ、注釈を読んでいたのだが、
    途中からは注釈だけを読むことに・・・。

    何もないところから、何かを読みとるというのは、
    電波系だったり、陰謀論者の常套。
    キンボートは、ジェイドに語ったゼンブラの物語が、
    詩の主題だと信じて、必死でそれを見つけようとする。
    これって文学者たちへの揶揄?

    で、さらに最後にひっくり返る、
    というか苦労して読んた本を投げたくなるような悪巧み。

    あー、厄介な本だ。

  • -

  • 2017年11月12日に紹介されました!

  • 2016/10/10購入

  • 長らく品切れになっていた1冊。
    発表当時はかなり斬新で実験的であったと思われる構成に目が行きがちではあるが、ナボコフらしい緻密な文体と執拗とも思える描写の妙も堪能したい。
    また、一見、本筋とは関わりの無いように思える描写も、後でしっかり生きている。小説をチェスに例えたナボコフらしい。

  • 祝復刊!

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    「帝政ロシアで生まれ、亡命作家としての生涯を送ったナボコフ(1899-1977)。999行から成る長篇詩に、前書きと詳細かつ膨大な註釈、そして索引まで付した学問的註釈書のような体裁のこの〈小説〉は、いったいどう読んだらいいのだろうか。はたして〈真実〉とは? 諧謔を好んだ『ロリータ』の作者による文学的遊戯に満ちた問題作。 」
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    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480038814/

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