風と共に去りぬ(四) (岩波文庫)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003234242

作品紹介・あらすじ

戦争よりも過酷な再建時代が始まった。莫大な追徴課税のためにタラを失う危機に直面したスカーレットは、金策のため、アトランタで獄中のレットに自分の身を差し出すと持ちかけるも失敗。妹スエレンの婚約者フランクと再婚し、製材所経営に着手する。

感想・レビュー・書評

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  • 4巻もレット・バトラーがカッコよすぎました。
    レットといる時のスカーレットも生き生きしていて読んでいて楽しいです。
    戦争が終わり、建築材料も食べ物もすべて不足していて厳しい世の中なのですが、そんな中でも周りの目を気にせず行動するスカーレットが読んでいて清々しいです。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/686845

  • スカーレットが間の恋だのは脇へ避けて、今度は金!
    スカーレットは現実的だけど、周りからの目は冷たい。

    バリバリ商売することは、女のくせにはしたない!というわけ。
    妊娠すら恥ずかしいことなんて、今の時代ならばっかばかしい!

    レットも現実を見据えているけど、スカーレットの突っ走りについては諫めることもできる。
    最初は憎たらしいしか思わなかったけど、違う。
    憎たらしいところもあるけどかなり魅力的に見えてきた。

    人種差別についても考える。
    解放しながら、南部の人間と違い偏見をあからさまに持っている北部のヤンキー。

    奴隷になっていた黒人たちは解放されて自由になっても、今まで奴隷として働いてきたから、どのように働くのかどうしていいのかわからない。

    元の主人の元で働けば、食事などの生活面でも面倒見てくれる。主人に頑張って仕えることを誇りに思う人もいる。

    奴隷でありながら、どちらがいいのか。
    割り切って、仕事をしてその対価をもらってると思えばいいのか。

    いろいろ考えさせられる。


    2巻ぐらいまでは、先を早く読みたいという気持ちは少なかってけど、3巻ぐらいからかなり加速。
    どうなるのか先が楽しみになる。

    簡単な登場人物紹介、地図、解説、年表、注釈付き。

  • 2017.06.02

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