- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003240113
作品紹介・あらすじ
ニーベルンゲンの宝を守る竜の血を浴びて不死身となったジーフリト。だが妃クリエムヒルトの兄グンテル王の重臣ハゲネの奸計により殺されてしまう。妃の嘆き、そして復讐の誓い。こうして骨肉相喰む凄惨な闘いがゲルマン的忠誠心の土壌のうちに展開する。均整のとれた美しい形式と劇的な構成をもち、ドイツの『イーリアス』と称せられる。
感想・レビュー・書評
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血を呼ぶと予言されたお姫様の物語。めちゃくちゃおもろい。
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原典は古ドイツ語であり、ドイツ語に訳され、遂には日本語として訳されている。
古い西洋の騎士文化であるが、文学的に古い古語であったことを強調するために、あえて騎士も武士として訳している。
違和感はあったが、大変読みやすくまさに前編は英雄譚だろう。
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:文庫||941.4||ニヘ
資料番号:10094635
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訳:相良守峯、原書名:DAS NIBELUNGENLIED(DER NIBELUNGE NÔT)
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新書文庫
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こんにちは!
「ニーベルンゲンの歌」ではジーフリトとクリエムヒルトは最初から相思相愛、「ニーベルンゲンの指輪」ではジーフリとはブリュン...こんにちは!
「ニーベルンゲンの歌」ではジーフリトとクリエムヒルトは最初から相思相愛、「ニーベルンゲンの指輪」ではジーフリとはブリュンヒルトと相愛だったが忘れ薬を飲まされて…だったので、いったいどっちなんだ?!ですよね。
どっちにしろ男酷い、には変わらないけど(笑)
映画版の「指輪」を見たのですが、
ブリュンヒルト(クリスタナ・ローケン。ターミネーター3の女ターミネーターさん)が自分を迎えに来るはずの男が別の女を妻に迎え、自分を他の男に差出し、昔誓った愛を呼びかけても知らんぷり(すべて忘れ薬だからしょうがないんだが)、と言う態度に対して
「これが男というものならもっと早く知りたかった!」というがまさにその通りだ(苦笑)
2016/08/19 -
淳水堂さん、こんにちは。コメントありがとうございます(*^_^*)
起源が同じでもバリエーションが違う伝説がいっぱいあって、ジークフリ...淳水堂さん、こんにちは。コメントありがとうございます(*^_^*)
起源が同じでもバリエーションが違う伝説がいっぱいあって、ジークフリートものはややこしいですよね~。この「ニーベルンゲンの歌」でも、ジーフリトがブリュンヒルトの元カレだった設定が若干残っているみたいで、二人が初対面ではないことや、ブリュンヒルトはグンテルよりジーフリトを「いいな」と思っているけど、ジーフリトが身分を偽っていたため「格下とはつきあえないわ」的な諦めをしているような描写がありました。
「~指輪」は映画にもなっているんですね。見てみたいな!
いずれにしても男どもが女心をわかっていないところは変わらず・・・というところでしょうか(苦笑)2016/08/22
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本来4行詩で表現されているので、日本語にするという試み自体に無理がある。小説的な要素もあるので、そちらのみ楽しむような感じになるだろうか。
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グンテル王が悪いのでは・・・?
自分のことは自分でしなさい。 -
壮大なアイスランドのサガに比べたら、面白さが半減します。
ジーフリトは女に狂って、ハーゲン公の手にかかり、あっさり殺されておしまい。
クリエムヒルトよりはブリュンヒルトが好きなのですが、彼女にしても、もはやアイスランドの女王としか名乗らなくなったワルキューレです。
正直、この話の中で誰が好きかと聞かれても、いないと答えるでしょう。
物語としては完遂していますが・・・。 -
ニーベルンゲンは上巻が好きだ。下巻のどろどろっぷりといったら
しかしまあ、戦いのシーンは好きだが