イタリア紀行 (下) (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1960年5月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784003240618

感想・レビュー・書評

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  • ゲーテのイタリア旅行記の下巻ですね。
    ゲーテのイタリア旅行記の下巻は以下の通りです。
    この巻は『第二次ローマ滞在』と名を打たれています。
    第二次ローマ滞在(1787年六月より1788年四月まで)月毎の記述になっています。
    始まりと終わりにオヴィディウス(ローマの詩人)の詩編が引用されています。
    ローマ滞在は、『古代ならびにルネサンスの建築・彫刻・絵画に心を惹かれ、また鉱物・植物・気象の観察に熱心であった。そうした中で、自己の使命が詩人であることを改めて自覚し、芸術の祖国イタリアへの別れの文を、オヴィディウスの哀歌をもって結んだのだった。』と翻訳の相良守峰さんは綴られています。
    勿論、文学活動にも精力的で次々に作品を手掛けています。第二次ローマ滞在のもうひとつの魅力は、ゲーテが送った手紙が掲載されています。この時期のゲーテの想いが如実に表れていて興味深いですね。
    文豪ゲーテの紀行文は文学作品としても興趣深いものですね。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/707942

  • ゲーテがナポリからローマへ戻り、花火やカーニバルなどの様子が描かれている。ミラノの女性への失恋、ネリの話。ラファエロの作品鑑賞。絵画を習い、人体について学び、聖堂の音楽に陶酔するゲーテ。創作の上では感応力、造形力、活動力が必要であり、机上で美を論じる思索ではなく、美を鑑賞する積極的な(感応力)行為や創作しようとする行為の重要さを唱える。そして後世のために書き続ける意志を改にする。232年後の日本でこの本を読んでいる人がいることをまるで知っていたかのように語りかけてくるゲーテ。永遠のローマを鍵としたタイムカプセルのような作品。

  • 413P

    初版発行: 1960年4月

    ゲーテ
    (1749-1832)ドイツ、フランクフルトに生れる。ライプツィヒ大学で法律を学び、弁護士を開業。1774年、ドイツ帝国最高法院で実務を見習った時の恋愛を材にとった『若きウェルテルの悩み』を発表し一躍その文名をとどろかせた。その後も精力的に詩集、戯曲、小説を発表。招聘されたワイマル公国では大公に信を得て大臣から内務長官、そして、宮廷劇場総監督として活躍した。今なお世界中の芸術家、思想家に影響を与え続ける不朽の名作『ファウスト』を1831年、着想から実に60年の歳月を費やして完成させた。翌1832年永眠。享年82。

    共産主義者の人に壁にウイリアムモリスの壁紙貼った方がいいんじゃない?って言われたことがあって、ウイリアムモリス調べたら共産主義者だった。視覚的に思想統制されそうになった。革命戦士は色んなやり方で革命起こそうとしてきてるよ。

  • 前半は地質紀行としても第一級。ただ後半のローマ滞在のところは紀行というよりは思索的・抽象的な記述が多く読むのが大変だった。でもこの思索からのちにたくさんの傑作が生まれたのだろう。わたしのような凡人には、この偉大な詩人は全く理解できず。

  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介

    ゲーテが旅したイタリア。ワイマールでの暮らしを離れ、芸術家としての自分を取り戻す。

  • (1999.09.23読了)(1990.09.03購入)
    (「BOOK」データベースより)amazon
    一七八六年九月、ゲーテはワイマルでの煩瑣な生活からのがれるため、長年の憧れの土地イタリアへと、まっしぐらに駅馬車を駆り出した。この出発こそ、詩人ゲーテを完成し、ドイツ古典主義を確立させるきっかけとなるものであった。

    ☆関連図書(既読)
    「若きヴェールテルの悩み」ゲーテ著・佐藤通次訳、角川文庫、1950.08.15
    「イタリア紀行(上)」ゲーテ著・相良守峯訳、岩波文庫、1942.06.01
    「イタリア紀行(中)」ゲーテ著・相良守峯訳、岩波文庫、1942.06.01

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著者プロフィール

1749年ドイツ・フランクフルトに生まれる。小説「若きウェルテルの悩み」などにより疾風怒濤(文学革新運動)期の代表的存在となる。政治、美術研究、自然科学研究の分野でも活躍。他作品に戯曲「ファウスト」「エグモント」小説「ウィルヘルム=マイスター」「親和力」自伝「詩と真実」「イタリア紀行」詩集「西東詩篇」などがある。1832年没。

「2021年 『ゲーテショートセレクション 魔法つかいの弟子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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