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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784003240694
みんなの感想まとめ
自伝的要素を持つこの作品は、著者の少年時代から青年期にかけての出来事を通じて、彼の内面や成長を描写しています。1749年の出生から1763年の選帝侯会議までの時代背景が生き生きと描かれ、特にフランクフ...
感想・レビュー・書評
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ゲーテが自らの詩藻を辿る自伝。第一部は1749年の出生から1763年の選帝侯会議まで。
フベルトゥスブルクの和議で7年戦争が終結し、ゲーテの出生の地フランクフルトで、選帝侯が終結し、煌びやかな催しが行われた。
そんな中で、グレートヒェンという2~3歳年上の娘に惚れて、一緒に過ごす様子が描かれている。
無論、それだけではない。ゲーテという作家が少年期に触れた作品が詳しく紹介されているのが興味深い。
すでに物語や詩文を書に始めており、彼の天分が伺える。
また、フランス語やイタリア語などの多言語の習得、さらにヘブライ語などの勉強など、多言語学習を当たり前のようにこなしているのも彼らしいところだ。
あと、選帝侯会議の細緻な描写は圧巻で、当時の様子が生き生きと描写されている。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
客観性を含んだ正確な伝記というよりも、ゲーテの目から見た主観的世界、彼の記憶と心に刻まれた数々の断片が詰まっている。
グレートヒェンのエピソードはさすがにやられた。
『ファウスト』から知った身として、その出会いが長い期間を経て、天上の至福にまで高められていく後世のことを考えたら、ふと瞬間的に感動してしまった。
きっとゲーテは少年時代から変わらない精神的核を持ち続けた。
詩と真実一部でもゲーテ自身の思い描く汎神論的世界観、この世界全てに宿る自然宗教の端緒を披露している。
構成が気持ちいいのも天性の作家ゆえ。 -
関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB00078317 -
代用として書き留められたエクリチュールとそうではないエクリチュール、後者は依然として、否定形でしか語れない。いつもそうでは『ない』のだ。そうではないと言い続けることによって、彼はレトリックそのものに絡めとられ、レトリックのプールでおぼれ死ぬ。もがいてももがいても浮上することなく。そうならないためには? すべて自分の経験として還元すること、他者のまなざしの角度と向きも付帯状況としてパラグラフの最後に書き留めておくこと。
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著者プロフィール
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの作品
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