詩と真実 (第2部) (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1997年6月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784003240700

みんなの感想まとめ

多様な人々との出会いを通じて自己を深めていく過程が描かれており、成長や内省の重要性が強調されています。特に、ゲーテの大学時代を背景に、彼が影響を受けた作家たちとの交流や、文学だけでなく地理や建築にまで...

感想・レビュー・書評

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  • 第二巻はゲーテがフリーデリーケと出会うまで。

    出会ったのは1770年だそうで、ストラスブールに留学していた時代である。

    2巻では、クロップシュトックやヘルダーなど、さまざまな作家について語られている。大学時代の精神形成の頃で、とても上質な教養小説を読んでいるかのようだった。

    文学だけでなく、地理や建築物など、興味が多方面にわたっているのはさすがゲーテである。

  • 素晴らしい。
    一介の未熟な人間が多様な人々との触れ合いを通じて自己の精神と知識、実際的な知見を深化させていくことこそが人の成長であり、いざ立ち止まり内省した際に当人にとっての「人生」が立ち現れる。
    ヘルダーに大好きなオウィディウスをボロクソ言われたエピソード面白すぎる。
    あと記されていた化学、錬金術、宗教への接近、地上の存在から天上の至福にまで至ることこそが、人間の運命だと決するゲーテの思考はまさに『ファウスト』へと必然的に集約されていく。
    コミュニケーション能力が高いんやね。

  • 関西外大図書館OPACのURLはこちら↓
    https://opac1.kansaigaidai.ac.jp/iwjs0015opc/BB00078317

  • グレートヒェンの関係人物での
    一連の事件に巻き込まれ
    ヨハン少年は弱り果ててしまいます。

    さらに学校でも彼の待遇は
    決して良いものではなく、
    彼の才能はことごとく否定されてしまいます。

    彼が味わうこととなる困難は
    現代でも起こりうることです。
    父親との確執、
    そして、思わぬ女性関係トラブル…
    (これはヨハン青年は災難でしたが…)

    重苦しい雰囲気が1巻とは違い、
    全体に漂ってきます。
    ですが、これを乗り越えたからこそ、
    彼は詩人として活躍したに違いありません。

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著者プロフィール

1749年ドイツ・フランクフルトに生まれる。小説「若きウェルテルの悩み」などにより疾風怒濤(文学革新運動)期の代表的存在となる。政治、美術研究、自然科学研究の分野でも活躍。他作品に戯曲「ファウスト」「エグモント」小説「ウィルヘルム=マイスター」「親和力」自伝「詩と真実」「イタリア紀行」詩集「西東詩篇」などがある。1832年没。

「2021年 『ゲーテショートセレクション 魔法つかいの弟子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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