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- Amazon.co.jp ・本 (110ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003241455
感想・レビュー・書評
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1818年の作品。パリを舞台にした連続宝石強盗事件の顛末。佳作を一晩で楽しみたい人にお勧めな感じだ。
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ホフマンというと真っ先に浮かぶのは『くるみ割り人形~』や『砂男』といったダークな匂いのするファンタジーですが、これはルイ14世の時代に実在した女性作家スキュデリーと、実際にあった事件をモチーフにした(かなり脚色されてるけれど)、一見推理小説仕立ての中篇。スキュデリー視点で見れば勧善懲悪な結末で大団円だけど、犯人の犯行の動機がジキルとハイド的二面性だったり、自分の作品をこよなく愛する宝石細工職人の変質性だったり、その遠因を母親にまで遡ったりするあたりは、『砂男』のコッペリウスなんかにも通じる不気味さがあって、やっぱりホフマンらしいなあという感じ。
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70を超えるハッスルお婆ちゃんが怪事件の解決に挑む
短編小説
しかし 心の中は純真無垢な太陽のようであった。
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