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- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003242445
感想・レビュー・書評
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「みずうみ」で一気に好きになったシュトルム。が、これはさほどではなかったかな。
収録されているうちの一つはシュトルムお得意の悲恋話。もう一つは珍しく恋に落ちる話。
しかしこのころの水着ってどうなってたんだろう。やたら「裸」と表現されるので、そんなことを考えてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「静かなる音樂家」「美しき誘い」の2篇。「静かなる音樂家」からは、シュトルムの音楽の趣味なども伺えます。「美しき誘い」のほうは、(プスューヒェ)との但し書きがあるように、「プシケ」として訳出されたものもあります。そうか、Psycheは、ドイツ語では「プスューヒェ」です。これはたしかに、そのまま記すと息が漏れるような力が抜けるような……になっちゃうかもしれませんね。そういえば、この岩波文庫も、同じものが2冊あります。片方の、昭和四九年第三〇刷の奥付では「定価☆」です、そうでした、岩波文庫は星の数で定価を表示していたんだった、忘れかけていました。中身を吟味せずに星の数だけで「今日読む本」を探したこともありましたっけ。
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