デミアン (岩波文庫 赤435-5)

制作 : 実吉捷郎 
  • 岩波書店
3.78
  • (119)
  • (80)
  • (171)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 825
レビュー : 100
  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003243558

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 自分の稚拙な言葉ではこのスゴさが表現できない。
    もう、逆立ちして世の中をみているような、
    こんな風な見方もできるのか!と。

    引きよせの法則とか、潜在意識、無意識の活用とか、
    そういう本が最近盛んに出版されているけど、
    これはそんなことを総括してさらにもっと深いこところに届く。

  • この作品の中にはまた会いに来たいと思う人がたくさん出てくる。そう感じるそう思える作品だった。よさを要約するのは難しい。ただ、強い共感のような小説に本来期待していたようなものがここにはあったと思う。前提が必要なのか、タイミングがあるのかはよくわからない。ひとつは青臭さを自覚している人にとってはきっといい読書になるんじゃないかなと思う。素晴らしい作品だった。

  • デミアン少年色っぽ過ぎます。

  • 2015年73冊目。(再読:2015年8月3日)

    出来事の進行よりは内面の吐露が多い作品。
    ワクワクドキドキ読み進めるよりは、ゆっくり深く味わう。
    ジンクルエルは光と闇を大きく行き来して、中道ではなく両義性に行き着く。
    心は定点ではなく幅。
    時々読み返したくなる本。
    ====================
    2014年43冊目。(初読:2014年5月23日)

    主人公ジンクレエルの家庭内にある明るいが閉ざされた世界と、
    友達の関係から徐々に入り込んでいく暗いが開かれた世界、
    彼はその二つを苦悩しながら行き来する。
    そして、二つの統合の概念を知る。
    少年の心の浮き沈みの描写が見事に描き出されていた。
    あまり古典的な文学は読まないので、初期に出会えたのがこの作品でよかった。

  • 自分らしさについて悩んでるすべての人に。
    宗教、正義、悪とは。

  • 十代の頃青春の全てをこの作品にもってかれた、私にとってはこっぱずかしいノスタルジーあふれる一冊

  • なりたい自分。自分はあの人のようになれたのだろうか…。デミアンは私にとって思春期の憧憬だ。

  • 学生のうちに読みたい本。戦争、宗教といったテーマよりも、青年期を通じての葛藤が描かれていて、個人的にはそこに惹かれた。実吉氏の訳はたいへん読みやすかった。

    「同時に悪魔でもあるような、そういう神を必要とする」
    「任意の運命をではなく、自己独得の運命を見出だすこと、そしてそれを自分の中で、完全に徹底的に生きつくすことだ」

  • 今も読み継がれているだけあって、大変おもしろく、深く、内面に溶けこんでくる小説です。偶然はないとか、現実は内面によって形作られるものとか、自分の考えていることとリンクしたことも良かった。定期的に読みたい。

  • ヘッセ先生まじリスペクト

著者プロフィール

ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)
1877~1962年。ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』(『郷愁』)『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある。

「2019年 『文庫 愛することができる人は幸せだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヘルマン・ヘッセの作品

ツイートする