ドイツ名詩選 (岩波文庫)

制作 : 生野 幸吉  桧山 哲彦 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 184
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003246016

作品紹介・あらすじ

ゲーテ、ハイネ、リルケなど日本人に早くから親しまれてきた詩人はもちろん、ブレヒト、ツェラン、エンツェンスベルガーら現代詩人まで38詩人82篇を精選。原詩に練り上げられた日本語訳詩を対照させた。ドイツ詩の魅力を心ゆくまで堪能させてくれる待望の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • “So seh' ich in allen
    Die ewige Zier,
    Und wie mir’s gefallen,
    Gefall' ich auch mir.”
    (p,74 一部)

    何度読んでもこのゲーテの塔守の詩がいちばん好きだ。世界を肯定して、そうする自分をもまた肯定する、そんな感じか。そういう態度で生きたい。
    ブレヒトの「タイヤ交換」もいつも妙に気になって残る。いらいらしながら見ているのがタイヤ交換ってのがなんだか絶妙で。

  •  原文+訳。ドイツ語、分かんないんだけどね。

     シラーの「歓喜に寄す」が入ってるかなって思って買ったんだけど入ってなかった。ちゃんと確認して買えよって話なんだけどね。
     せっかくなのでざっと読んでみた。知ってる名前はゲーテ、シラー、ニーチェ、リルケくらいかなぁ。読んだことはもちろん全然ない。詩もだし、海外ものは明るくないです。
     ブレヒト「痕跡を消せ」、カシュニッツ「この世界の子供たち」、メッケル「金魚」が好きです。
     抜粋、メッケル「金魚」の冒頭。


    月と水が好きになってから
    髪に金魚が棲んでいる。


     こういう発想、好き。

  • '93.11読了。

  • H.Heine
    Belsazar

  • パウル・ツェランはこの本で初めて知った。日本語訳がどれも読みやすい。ドイツ語の原文も添えてあるし、とても素晴らしい構成。

  • 作家がいっぱいなので、飽きない。

  •  ドイツの詩選。
    気に入ったのは、
    ・ヘルダーリンの詩
    ・ゲーテ「魔王」
    ・ボブロフスキー「つねに名付けること」
    だ。
     「魔王」は、歌も聞いたことがあり、
    小学校の時に初めて聞いた時から、好きだった。
    とても怖くて、でも、とても悲しいラスト。
    子供の不安・恐怖がよく表現されているように思う。
    父の両腕に抱かれたまま息絶える。
    この父のことを考えると、悲痛な気持ちになる。
    愛しい我が子が腕の中で、館に着いた時には
    死んでいたのだから。

  • ケストナーの都会人のための夜の処方箋、が特に好き。

  • まずはカヴァーから引用します。「ゲーテ、ハイネ、リルケなど日本人に早くから親しまれてきた詩人はもちろん、ブレヒト、ツェラン、エンツェンスベルガーら現代詩人まで38人82篇を精選。原詩に練り上げられた日本語訳詩を対照させた。ドイツ詩の魅力を心ゆくまで堪能させてくれる待望の1冊。」生野幸吉・檜山哲彦編。1993年刊です。左頁の原詩と照らし合わせて読めるのが嬉しい(もちろん、右頁の日本語訳だけの鑑賞も)。解説と詩人略伝も嬉しい。題名・初行索引は、なお有り難い。パウル・ツェランなどは、この詩集で初めて読みました、そして好きになりました。古い角川文庫の『ドイツ詩集』とあわせて、私の「ドイツ詩鑑賞」の拠点です。編者「はしがき」の最後の一文、「アンソロジーのギリシァ語源「アントロギア」は「花を摘み集める」の謂いだが、摘まれた花とはいえ、いつまでも瑞々しくあらんことを。」いい言葉ですね。

  • 後で書きます。

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