果てしなき逃走 (岩波文庫)

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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003246214

作品紹介・あらすじ

オーストリアの将校トゥンダは第一次大戦のさなかロシア軍に捕えられ、赤軍の兵士として革命を戦うこととなる。10年ののち故郷に帰還したとき、もはやそこに彼の居場所はなかった…。ガリチアに生まれ、ウィーン、ベルリンを経てパリに客死した放浪のユダヤ人作家ロートが、故郷喪失者のさすらいを描いた代表作。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公のさまざまな事に対する感想が、とても「最近の若いもんは……」っぽくて「故郷喪失者」と言うよりは「浦島太郎」と言う方がしっくり来る。第一次世界大戦後の時期の文化の変化が、体感として描かれている。

  • 読み始めました。
    (2012年6月17日)

    読み終えました。
    (2012年7月9日)

  • 第一次大戦中にロシア軍の捕虜になり、シベリア拘留されたオーストリア青年将校の話。とはいえ著者が冒頭で「物語ではなくただ事実を記すのみ」と断っている通り、話を盛り上げようとか面白いものにしようという作為は見られない。故郷を失い、自分の名前すら一度は失った男の放浪を描くが、上記の特徴を有する作品のため、イマイチ話に乗りきれなかった感はある。しかし当時の革命思想などを知るうえで参考になった。

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著者プロフィール

1894年、東ガリシアのブロディに生まれる。1939年、亡命先のパリで死亡。1923年からドイツの代表紙「フランクフルト新聞」の特派員となり、ヨーロッパ各地を巡ってユニークな紀行文を書き送り、売れっ子ジャーナリストとなった。その傍ら創作にも手を染め、1930年の長編小説『ヨブ─ある平凡な男のロマン』は現代のヨブ記と称された。1932年にはかつての祖国ハプスブルク帝国の没落を哀惜の念を込めて描いた『ラデツキー行進曲』を発表し、小説家ロートの名をも不動のものにした。

「2021年 『ヨーゼフ・ロート ウクライナ・ロシア紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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