トリスタン・イズー物語 (岩波文庫)

制作 : ベディエ  佐藤 輝夫 
  • 岩波書店
3.46
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本棚登録 : 300
レビュー : 34
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003250310

作品紹介・あらすじ

愛の秘薬を誤って飲みかわしてしまった王妃イズーと王の甥トリスタン。この時から2人は死に至るまでやむことのない永遠の愛に結びつけられる。ヨーロッパ中世最大のこの恋物語は、世の掟も理非分別も超越して愛しあう"情熱恋愛の神話"として人々の心に深くやきつき、西欧人の恋愛観の形成に大きく影響を与えた。

感想・レビュー・書評

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  • ボクにとってのアーサー王はここから始まった。
    アーサー王なんて1ミリも出てこないけど。

    なかなか泣ける恋物語。
    現実的に見たらいけない作品のひとつ。

  • 私には恋愛物語は多分理解できなさそうです。

    物語はそんなに複雑なわけではないので、筋を理解することはできるけれど、感情移入ができませんでした。

    プロットそのものは結構面白いようには感じたのですが、表面よりもっと深い部分を理解できない自分が悔やまれます。

  • 当然ですが、ワーグナーのオペラでの内容とどこが違うのかを確認できてよかったです。

  • 想像よりも長かった。

  • 新書文庫

  • アーサー王を再読したついでにこちらも久々に再読。いわゆるトリスタンとイゾルデ。恋愛ものとして独立したストーリーにアレンジされているので、ゲス不倫のランスロットより俄然共感しやすい。結果的に不倫にはなってしまうけれど、惚れ薬のせい、という大義名分があるので、純愛風に読める。ただ、何度か別れようと決心してもまた寄りを戻してしまうパターンは、繰り返しすぎると恋人たちに対する同情よりも反感が募ってしまうのでやりすぎかも。

  • 2015/4/17読了。
    アーサー王関連で興味を持って購入。でもアーサー王の方は妃がイズーじゃなくてグィネヴィアだったから別の物語なのかな?

    とはいえ訳は読みやすいし、話の流れもわかりやすいと思った。今まで読んできた悲哀系の物語もこれを原型にしたのかなと感じるものも多い。

    ただ、これを友人(女性)に進めたら「こんな勝手な二人の話の何が面白いのかわからん」と言われたので人を選ぶのかもしれない。

  • 悲しい二人の物語。
    最初から中盤までは面白く読めていたが
    最後があっけなかったように感じた。

    愛していた人に、一度心が変わるならば、世にも恐ろしい復讐を加えるのも女というもの!
    恐ろしや!!!

    奴隷はなぜ存在したのだろうか。。。

  • こういうものならいくらでも読みたい。我々はもっと古典を読むべきなのかもしれない。

  • ケルトに端を発し、中世フランスの各地に伝えられた物語の断片をベディエが編年体風の物語に再編したもの。イズーとの出会いともなる怪獣退治のくだりなどは、遠くペルセウス・アンドロメダ型神話を思わせるし、また途中にもトロバドゥール達によって謳われたであろう遍歴騎士の物語が散見する。そして彼らが歌うのは愛の絶対化であり、そうした主題にこれほどに相応しい物語もなかった。逆説的に言えば、叶うことがないが故にこその絶対化なのである。物語の舞台となったコーンウオールとブルターニュには、今もケルトの面影が色濃く残っている。

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