クレーヴの奥方 他2篇 (岩波文庫 赤 515-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003251515

感想・レビュー・書評

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  • 以前からいつか読んでみようと思っていた作品。フランスの恋愛心理小説の祖といわれている作品らしい。
    アンリ2世の治める宮廷を舞台に、年若く貞淑なクレーヴの奥方とクレーヴ殿、そして奥方に切ない恋心を抱くヌムール公の三人の物語を描く。
    クレーヴの奥方とヌムール公の苦しみも相当なものだったろうが、読み進めながら私が常に考えていたのはクレーヴ殿の苦しみだった。結婚後も自分の妻に恋しているのに応えてもらえない彼が、三人の中で一番痛ましく映った。互いに恋しているのに結ばれない辛さよりも、同じ想いを返してもらえない片恋の辛さの方がよく理解できるからだろう。
    最後に奥方がヌムール公に伝えた言葉は当時の貴族女性の結婚観が窺えて面白い。

  • 表題作もいいですけど、ギーズ公ファンとしては『モンパンシェ公爵夫人』が好きかも。

  • フランス心理小説といえば、まずはコレ!

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