赤と黒 (上) (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1958年6月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (382ページ) / ISBN・EAN: 9784003252635

みんなの感想まとめ

人間の孤独や義務感が織りなす切ない物語が展開され、時代や社会が異なっても共感できる登場人物たちの姿が描かれています。読者は、彼らの内面に潜む葛藤や美しさに触れることで、普遍的なテーマを感じ取ることがで...

感想・レビュー・書評

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  • ジュリアンの波瀾万丈の人生。
    (下)に続く。

  • 時代も社会も違うのに、
    こういうやついるよね、
    と思わせるのが名作たる由縁。

    トルストイの戦争と平和もそうだった。

    時々、「読者諸君」と「作者」が顔を出すのが、小説の歴史的に興味深い気がした。

  • 主人公の野心にドキドキハラハラした。

  • 強欲な野心家の主人公ジュリアン・ソレルはとても好きになれる人物像ではありませんが、19世紀前半の社会情勢について、風刺を込めて描出したスタンダールの冴え渡る筆には脱帽。

    ナポレオン没落後、武勲による立身出世の望みを失った貧しい青年ジュリアン・ソレルが、町長一家の家庭教師を経て、神学校に入って僧侶階級に身を投じ、その才智と美貌で貴族階級に食い入り、野望のためにいかに戦いそして恋したか。
    恋愛心理の複雑な葛藤を描き切ったフランス心理小説の白眉。

    町長のレナール氏の夫人と恋仲になったジュリアン。身分や年齢の隔たりに抗いながら許されぬ恋にひた走る彼らの葛藤は実にスリリング。
    そして、成り上がりをかけ、道なき道をつき進むジュリアンの行く末やいかに。下巻へ。

  •  パラ読みをした。期待は、この時期を乗り切れる為にと、こう云う感じについて。
     情景は似ている。上巻はそんなな文章。でも、日本文学とはの急降下とか急勾配は無くて、西欧のカンタービレなな。
     気質の違いで、小麦な粉モンとかコペンハーゲンの食器で淹れるコナ・コーヒーとか乳製品も南半球オーストラリアとか独立ベルギーとかなのは、昔からの?と考えてみるけど、ジャポネって賢者なのかもなと思ったり。
     早く終わらないかなと、二次元を三次元に置き換えていさみ、読み続ける。

  • プライドの高い美少年ジュリアン…
    ハラハラします…

  • 3.38/1044
    内容(「BOOK」データベースより)
    『ナポレオン没落後、武勲による立身の望みを失った貧しい青年ジュリアン・ソレルが、僧侶階級に身を投じ、その才智と美貌とで貴族階級に食い入って、野望のためにいかに戦いそして恋したか。率直で力強い性格をもったジュリアンという青年像を創出し、恋愛心理の複雑な葛藤を描ききったフランス心理小説の最高峰。』


    原書名:『Le Rouge et le Noir』(英語版『The Red and the Black』)
    著者:スタンダール (Stendhal)
    訳者:桑原 武夫, 生島 遼一
    出版社 ‏: ‎岩波書店
    文庫 ‏: ‎382ページ
    ISBN : 9784003252635

    メモ:
    ・『世界の十大小説』サマセット・モーム
    ・死ぬまでに読むべき小説1000冊(The Guardian)「Guardian's 1000 novels everyone must read」
    ・世界文学ベスト100冊(Norwegian Book Clubs)
    ・西洋文学この百冊

  • 常に孤独と義務感のうえに行動が成り立っていて、そのすべてが切ない。。

    「世の偉人たちの努力は容易だったといえる。いかに危険が大であったにしろ、彼らの眼に、その危険は美しいものであったから。それにひきかえて、今おれの周囲を取り巻いているこの醜悪さは、おれの外に誰が理解してくれるか?」

  • 難しくて完璧には理解できない小説でした。しかし、フランスの小説特有のあのどろどろ感がこの小説では思いっきり出ているような気がします。訳者の前書きで結末はある程度分かりましたが、続きが気になりますね。

  • 展開が気になってしかたなかった。
    お金や見栄のために結婚しても幸せにはなれない。
    本当に自分のことを愛してくれる人でないと
    長く続かない。

  • 東京都杉並区・武蔵野ゼミナールの根岸先生に勧められて。

  • 2019年6月9日に紹介されました!

  • 主人公が、主人公のくせに、性格歪んでて好き。野心がすごい。レナール夫人は、結構見てていらいらする。笑 七月革命期の作品てことですが、ナポレオン崇拝をここまで隠さなきゃいけなかったのは驚き。

    高校生の時にこれ読んで、ブザンソン行ってみたい!と思ってたのに、結局大学5年間で行かなかったな、、笑 あとこの本のおかげで「せがれ」の意味を知った笑

  • 世界十大小説とうたわれる、スタンダールの恋愛文学。
    主人公の拗らせ具合が癖になります。

  • 彼は、虐げられていた…
    力はない美少年はやがて神学の道へと歩む。
    その心の奥に上流階級への憎しみを抱いて。

    ジュリアンは憎しみを糧にして生きるもの。
    親に虐げられ、兄弟に虐げられ…
    そんな彼は神学を学ぶことになりますが
    やはり浮きがちになります。

    神学校へ行く前に
    家庭教師になったジュリアンは
    人妻をたぶらかすこととなります。
    その美貌により、恋の経験をまともにしてない
    夫人は見事に骨抜きにされるのです。
    罪深いものね…

    神学校での人間関係により
    ピンチになったジュリアンですが
    思わぬところから救いの手が入ります。
    さて、彼はいかにして成り上がるのかな?

  • 2017.04.24 朝活読書サロン

  • これでもか、というくらいに男女の心の動きが表現されるとともにその背景としてフランスの上流貴族のあり方が写し出されている。ジュリアンはその中でナポレオンのような支配者を崇拝すると同時にレナール夫人のことを想う気持ち、そうでない気持ちが波のように揺れ動いている。そうかと思うと神学校に入ると人が変わったように敬虔な態度を示す。このころころとしたジュリアンの行動の変化は実のところ一貫しているとも言える。それは、彼は常に良くあろうとしたところにある、と思う。では、彼にとって良くあろうとすることはどういうことなのかは下巻を読むと分かるのかもしれない。

  •  ナポレオンに陶酔するジュリアン・ソレル。貧しい生まれの彼は、立身出世を誓い、19世紀フランスの権力の中枢へ飛び込む。感想は下巻にまとめます。

  • 役名:ジュリアン

    出世のために女を踏み台にする野心家のインテリイケメン。
    踏み台のはずが女を本当に愛してしまう。
    不倫と裏切りあり。最後は死刑台。彼の引き出しをたくさん見せてくれそう。

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著者プロフィール

スタンダール(本名アンリ―・ヘール)は、フランス革命からはじまるフランスの歴史的な激動時代を生き抜いた、フランスの代表的な作家。著書に「赤と黒」「パルムの僧院」「恋愛論」など。

「2016年 『ディズニープリンセス 「恋愛論」 Disney Princess Theory of Love』 で使われていた紹介文から引用しています。」

スタンダールの作品

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