モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)

制作 : Alexandre Dumas  山内 義雄 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 713
レビュー : 51
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003253342

感想・レビュー・書評

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  • 主要人物総登場の第四巻!
    アンドレアとカドルッスの謎めいた関係。
    ヴァランティーヌとマクシミリアンの恋愛関係。
    ヴィルフォールとノワルティエの父子関係。
    これらもモンテ・クリスト伯の今後の行動に
    影響を与えそうで、先行きが楽しみです。
    そして、復讐の糸・・・ヴィルフォール夫人に数年前から
    絡めていたとは!感化された夫人はどうなるのか?
    信号機の話も時代を反映していて面白い。
    第三巻の重苦しい雰囲気からオートィユでの晩餐までの
    おどろおどろしい展開の合間に、
    エデやモレル一家の話を挿入するところは、
    新聞小説の連載の読者を飽きさせない工夫でしょう。
    また、モレル家にコクレスやペヌロンがいること、
    なんかほっこりさせられました(#^.^#)

  • 主な人物が一同に集いいよいよダンテスの復讐劇が始まる。ここから一気読み。

  • 復讐譚4巻目。
    未だ伯爵の復讐全容は見えない。本当に彼はあのエドモン・ダンテスなんだろうか。
    ただ、エデや家令の背景とダンテスの背景に重なるところが出てきているので、何となくこれが全て繋がってくるんだろうな。どこまでが伯爵の手の内なのか。全てだとしたら、彼はもはや人間ではなく復讐の神としか思えなくなってくる。

  • ドラマや児童書では省かれてる人物、例えばダングラールの娘ユージェニーとかメルセデスの息子アルベールなどのキャラはなかなか面白い。
    原作ではヴィルフォール夫人に毒薬の作り方を教えたのは他ならぬモンテ・クリスト伯爵❗️
    偽のカヴァルカンティ親子を仕組んだり、信号技師を買収したり、直接関係ない人達の運命も翻弄している。金に物を言わせて人を動かす伯爵のやり方は、どうも感心しない。

    偽のカヴァルカンティ親子を仕組んだあと仕組んだ伯爵本人が厭な奴は憎い奴以上にむかむかすると言っていたが、まさにあの二人の出てくるシーンはむかむかした。
    とはいえ、続きが楽しみなのは間違いない。

  • 復讐は簡単に終わるものではないと痛感させるものだった。何のために復讐するのか徐々に目的が見えつつある中で、新たに関わる人によって更にその目的は複雑化されて行く感じである。復讐といっても急転直下の恐ろしい結末を予想させるものではなく、ジワリジワリと締め付けられて行く、一気にいくよりも怖さが残る感じである。裏切りを嘲笑うかのように、恩を仇で返すかのような人間模様である。狭い世界だからこそのドロドロも感じる。復讐の行方はどうなるだろう。

  • 全7巻を読んだうえでの感想です。

    第4巻ではモンテ・クリスト伯とヴィルフォール夫人の毒物に関するやり取り、カヴァルカンティ少佐とアンドレアの登場、マクシミリアンとヴァランティーヌの秘めた恋、そしてオーティユの晩餐での出来事など、徐々にターゲットたちがダンテスの術中に嵌っていく様が描かれていますが、一番面白いのは信号機のくだりではないでしょうか。
    当時はまだ電話が無い時代なので、情報の伝達に手旗信号のようなシステム(腕木通信というらしい)が採用されていたんですね。大がかりな伝言ゲームをやっているようなイメージでしょうか。
    本書ではこれを「信号機」と呼んでいるのですね。これに目を付けたのはなかなか面白いと思いました。
    本巻最終章のダングラールの怒りと夫人のヒステリーはまるで掛け合いのコントを見ているようで笑えました。
    個人的にこういうノリは大好きです。

  • 登場人物たちの絡み合った因縁が表に現れ出始める巻。この絡み合い方は歌舞伎みたいだ。巻の終わり近く、男爵夫妻の罵り合いは人の醜さの見本のよう。恐ろしい。

  • またそれぞれの人物のことが新しくわかります。
    モレル一家がとても良い。彼らが出てくると何度も読み返してしまう。
    エデの描写も毎回美しさが際立ち、ヴァランティーヌさんもとても良い子。
    エデとヴァランティーヌ、とても好き。

  • 次の展開が楽しみだ。

  • 4巻目。
    相変わらず面白いのだが登場人物が増えてきて、その相関関係がわからなくなってきた。
    こんなことなら登場人物一覧を作っておけば良かったが、後の祭り。
    ネットで検索したら同じような理由で相関関係図を作ったサイトがあったので、有り難く利用させてもらうこととした。

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著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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