三銃士 下 (岩波文庫 赤533-9)

  • 岩波書店 (1970年10月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (468ページ) / ISBN・EAN: 9784003253397

みんなの感想まとめ

物語は、友情や裏切り、愛憎が交錯する中で、登場人物たちの運命が大きく動きます。長大な作品ではありますが、読み始めるとその魅力に引き込まれ、ページをめくる手が止まらなくなるほどの面白さがあります。特に終...

感想・レビュー・書評

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  • 文庫本450ページ超×2冊。
    長いがやっと読み終えた。

    読み出すと面白くてたくさん読めるのだが、文字の細かさと登場人物の関係性(歴史的背景に無知なため不知)の複雑さで「むだなく、純粋」(解説より)な話であるのにかかわらず、再び手に取る勇気がなかなか出ないのであった。歳のせいだろう。

    終盤の、ミレディーの逃亡と悪行、追跡、処刑が圧巻。

    ダルタニアンは実在の人物だと解説にあった。そうなんだ。

    面白いのでもう一回読もう…と死ぬまでになるであろうか。

  • エンターテイメントとしてたしかにおもしろかった
    -----
    舞台は17世紀初め、世情いまだ穏やかならぬルイ13世治下のフランスである。勇気と才覚を武器に出世の道を切りひらこうと、パリにやってきた青年ダルタニャンが到着早々出会ったのは、3人の近衛銃士―沈着冷静な武人アトス、人の好い豪傑ポルトス、そして詩人はだで聖職者志望のアラミスだった。友情に固く結ばれた4人の活躍が始まる。

  • 下巻を読了してもやはり「三銃士」こんなお話だったんだ…意外…という感である。ただし不満ではなく、予想を覆された喜びである。
    そして、とにもかくにも悪女ミレディ―である。小説、ダルタニャンと三銃士の活躍と友情の物語だったな~という感想よりも、なんだか悪女ミレディーの強烈な存在感が印象に残る。
    英仏の戦争、フランス南西部の港湾都市ラ・ロシェルの攻囲攻防戦を背景に、4人の銃士の戦闘も描かれた。だが、銃士らにとって最も手ごわい敵はミレディ―なのであった。悪女というより、もはや悪魔である。
    とりわけ、ミレディ―が英国の城に囚われ、その「監獄」からの脱獄を図る条りがすごい。うぶな青年将校を一週間ほどかけて篭絡。美貌と虚言、芝居を駆使して少しづつ攻略してゆく。この部分、もはや独立したひとつの小説のようにも思える読み応えである。
     ※52章「囚われの第一日」~「囚われの五日目」、そして58章「脱出」まで、7章/約100頁に及ぶヴォリュームである。恐らく作者デュマ自身、この悪鬼ミレディ―の展開を夢中になって書き進めたように思われる。

    これまで出会った文学上の数多の悪女のなかでも屈指の悪女、ファムファタルであるミレディ―。思わず、このブクログ本棚内に新タグ「ファムファタル」を新設したほどである。
    ミレディ―が如何に悪女であるか。その経緯は込み入っているうえ、その悪行も多いので、詳述はあきらめる。
    さて、そしてふと思い至る。
    これほどの悪女ミレディ―だが、その意志と生き方の力強さにおいて、ある意味、独り立ちした女性像である。物語の舞台は17世紀だが、小説が書かれたのは1884年。19世紀である。輪郭が生まれつつあった近代的な女性像の反映なのかもしれない、と思うのであった。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/
    図書館・請求記号 953/D96/(2)/B1

  • 『三銃士』の下巻です。上巻の続きとして、物語が大きく動きます。彼らをめぐる戦いは、どんな結末を迎えるのでしょうか。

  • 「アニメ三銃士」は結構見てたのだけど、アニメだけの知識ではいかんか…と思って読んでみたらアニメの方すでに結構忘れてたというオチが。でもさすが大人向け(?)、不倫しまくりですな。近衛銃士と言えども「ヒモ」やし。

    しかしミレディいいよミレディ。アニメでも好きだったけど、こういう気の強い、悪い女大好きだわ(笑うところ)。

    ところでアニメの方はどんなんだったっけ、とぐぐってみたところ… あー、結構細かいところで原作のエッセンス使ってるのね。

  • 訳:生島遼一

  • 映像化されなかったシーンにハラハラドキドキ!映画、ドラマと映像化されているのは主に上巻。下巻には描かれていないシーンが数多くあり、主に知られているストーリーとは全く異なる結末に驚いた。特にミレディーとフェルトンの駆け引きは手に汗握る展開だった。だが一番驚いたのはダルタニャンにはモデルとなった人物が実在したという「解説」だった。

  • 解説も訳者が書いちゃう! ~ミレディーは銃士達が阻止しようとしたバッキンガム公暗殺という使命を果たして帰国し,復讐の一環としてコンスタンスを毒殺。地方に住むミレディーの最初の犠牲者である兄である経理もアトラスことラ・フェール伯に見出され,英国人ウィンテル卿も加わって,追い詰められたミレディーことシュルロット=バクストンは向こう岸で断首された。ダルタニャンは銃士隊副隊長の辞令をリシュリュー卿から授けられた。ポルトスは隊を去ってコクナール夫人と結婚し70万リーブルを手に入れる。アラミスはロレーヌを放浪後,ナンシーの僧院に入った。アトスはルションの土地を相続したと隊を去る。ロシュフォールはダルタニャンと友になる~結局,ダルタニャンとコンスタンスの恋は成就せず。実際のダルタニャンはルイ14世に仕えた人物

  • 東洋の三国志。 英雄と男のプライド。物語の面白さ。

  • 子供の頃に子供向けは読んだことがあったけど、きちんと原作を訳したのを読むのは初。
    子供向けの本やアニメ版(NHKの)や映画版(私が見たのは三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 (2011))とはやっぱり、かなり違ったのですねぇ。
    特にミレディ、ルパン三世の峰不二子系悪女キャラとして描かれる事が多いけれど、原作はもっと情熱的で苛烈!
    コンスタンスのオチもまさかの…。うわぁ。
    まぁ確かに、子供向けは原作に忠実には書けないわけだ。

    1970年発行なので、武士や匕首などなど翻訳は古め(笑。
    しかも岩波文庫版は三銃士シリーズの第一部しか出てないんですね。
    第二部、第三部まで翻訳版が出てるのは講談社文庫版で、最初に出たのは絶版、復刊されたものは結構お高い…。
    第三部の鉄仮面の部分だけは、子供向けの本で読んだかなぁ。
    どうせなら、岩波文庫版で後の方のも出て欲しいような…。
    もういっそ、新訳版が出るのを祈りつつ!

  • 上巻がやっと終ったという印象で、下巻こそ盛り上がるだろうと予想して読み始めてみる。上巻に比べて物語に動きがある分どんどん読むことが出来た。しかしミレディーの復讐劇を読んでいると『モンテクリスト伯』を思い出し、そうなるとどうしても比較してしまい、『モンテクリスト伯」の方が壮大で痛快と思ってします。解説にもあったが、この両者を比べるものではなく、『三銃士』の方はドタバタ劇と割り切って読むのがいいのかもしれない。最後があっさり終るが、それは次巻以降にも続く『ダルタニャン物語』の序章だからだと割り切ることにした。
    『ダルタニャン物語』の完訳は現在は復刻版のみしか手に入らないし、それも高価で訳もなんだかしっくりこなので先を読みたい気持ちはあるが、なかなか行動に移せない…

  • 少年マンガのノリ、単純に面白い

  • ミレディの存在が三銃士という小説を成り立たせているということを再認識。下巻は一気に読んでしまう。

  • よく映画化されているので、タイトルと「ダルタニアン」という名前は知っていたけど、話の中身は全く知らない、という名作にありがちのパターン。
    これがモンテクリスト伯の作者と同じだったことを本屋で知り、モンテクリスト伯をいたく気に入っていたため、それならば、と読んでみた。

    ダルタニアンは三銃士ではなかったんだね。
    こんな話だったのか!と納得しつつ、やっぱりモンテクリスト伯の方が面白かったかな。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003253396
    ── デュマ/生島 遼一・訳《三銃士〈下〉19701016 岩波文庫》
     

  • ミレディが生々しい。というか迫力ありますね。

    ボナシュウ夫人が殺されてしまうのはかわいそうだ・・(´-∀-`;)
    殺されるんじゃなくてただ、眠らされるだけかと思っていたので・・。

  • ロンドンまで行ってダイヤモンドのアクセサリーを無事に取り戻し、枢機官の目論見を阻止できたが、戦争が始まりダルタニヤンはコンスタンスの消息を失う
    ダラダラと長引く戦争の間にもダルタニヤンたちは愉快に過ごす
    が、ミレディと枢機官の陰謀を察知したダルタニヤンたちはついにミレディを捕まえ処刑する
    全てのたくらみを阻止したダルタニヤンは副隊長に昇進し、アトスはしばらくして除隊、ポルトスは未亡人と結婚、アラミスは修道院へとそれぞれの道を選択する

  • ミレディー。おそろしい子。

  • ミレディこわいわーーー。アトスとダルタニャンがかっこ良い!!しかし最後はあっさりだな。

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