- Amazon.co.jp ・本 (608ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003253397
作品紹介・あらすじ
文豪デュマ(1802‐70)はその旺盛な筆力をもって、生涯のうちに小説だけでも257巻に及ぶ作品を書いたが、なかでも『三銃士』は世界中の人々にもっとも愛された小説である。個性豊かな4人の銃士と彼らを結ぶうらやましいまでの友情、危機にのぞんで男らしく颯爽と行動するそのさわやかさ。この若々しい男性的ロマンに読者はつきせぬ魅力を見出すだろう。
感想・レビュー・書評
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文庫本450ページ超×2冊。
長いがやっと読み終えた。
読み出すと面白くてたくさん読めるのだが、文字の細かさと登場人物の関係性(歴史的背景に無知なため不知)の複雑さで「むだなく、純粋」(解説より)な話であるのにかかわらず、再び手に取る勇気がなかなか出ないのであった。歳のせいだろう。
終盤の、ミレディーの逃亡と悪行、追跡、処刑が圧巻。
ダルタニアンは実在の人物だと解説にあった。そうなんだ。
面白いのでもう一回読もう…と死ぬまでになるであろうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
エンターテイメントとしてたしかにおもしろかった
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舞台は17世紀初め、世情いまだ穏やかならぬルイ13世治下のフランスである。勇気と才覚を武器に出世の道を切りひらこうと、パリにやってきた青年ダルタニャンが到着早々出会ったのは、3人の近衛銃士―沈着冷静な武人アトス、人の好い豪傑ポルトス、そして詩人はだで聖職者志望のアラミスだった。友情に固く結ばれた4人の活躍が始まる。 -
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図書館・請求記号 953/D96/(2)/B1 -
『三銃士』の下巻です。上巻の続きとして、物語が大きく動きます。彼らをめぐる戦いは、どんな結末を迎えるのでしょうか。
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「アニメ三銃士」は結構見てたのだけど、アニメだけの知識ではいかんか…と思って読んでみたらアニメの方すでに結構忘れてたというオチが。でもさすが大人向け(?)、不倫しまくりですな。近衛銃士と言えども「ヒモ」やし。
しかしミレディいいよミレディ。アニメでも好きだったけど、こういう気の強い、悪い女大好きだわ(笑うところ)。
ところでアニメの方はどんなんだったっけ、とぐぐってみたところ… あー、結構細かいところで原作のエッセンス使ってるのね。 -
訳:生島遼一
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映像化されなかったシーンにハラハラドキドキ!映画、ドラマと映像化されているのは主に上巻。下巻には描かれていないシーンが数多くあり、主に知られているストーリーとは全く異なる結末に驚いた。特にミレディーとフェルトンの駆け引きは手に汗握る展開だった。だが一番驚いたのはダルタニャンにはモデルとなった人物が実在したという「解説」だった。
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解説も訳者が書いちゃう! ~ミレディーは銃士達が阻止しようとしたバッキンガム公暗殺という使命を果たして帰国し,復讐の一環としてコンスタンスを毒殺。地方に住むミレディーの最初の犠牲者である兄である経理もアトラスことラ・フェール伯に見出され,英国人ウィンテル卿も加わって,追い詰められたミレディーことシュルロット=バクストンは向こう岸で断首された。ダルタニャンは銃士隊副隊長の辞令をリシュリュー卿から授けられた。ポルトスは隊を去ってコクナール夫人と結婚し70万リーブルを手に入れる。アラミスはロレーヌを放浪後,ナンシーの僧院に入った。アトスはルションの土地を相続したと隊を去る。ロシュフォールはダルタニャンと友になる~結局,ダルタニャンとコンスタンスの恋は成就せず。実際のダルタニャンはルイ14世に仕えた人物
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東洋の三国志。 英雄と男のプライド。物語の面白さ。