シャルル九世年代記 (岩波文庫 赤534-5)

  • 岩波書店 (1952年3月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (294ページ) / ISBN・EAN: 9784003253458

みんなの感想まとめ

歴史の tumultuous な時代を背景に、16世紀フランスの宗教戦争を描く物語は、特にユグノーとカトリックの対立が中心に据えられています。この作品は、シャルル9世の生涯を超え、当時の社会に翻弄され...

感想・レビュー・書評

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  • 訳:石川剛・石川登志夫

  • シャルル9世の生涯を描いた物語ではなく、その時代に翻弄された青年のお話。舞台となった16世紀当時のフランスを語る上で避けて通れないユグノーとカトリックの対立が物語の根底にあるのですが、無宗教の私からすれば異なる宗教ならまだしも、教派が違うだけで対立というのはアイドルグループのファン同士がどのメンバー推しかで揉めるのと大差ない気がして、それ故にサン・バルテミルの虐殺が一層愚かしく感じられます。やや物語の焦点がぼやけ気味の所はありますが、テーマは明確です。テンポが良いので旧字体に抵抗がなければ難なく読めます。

  • 私の好きなメリメは、歴史の専攻家であり、言語学者としても大家なのでした。この、メリメ最長篇は、16世紀半ばフランスの宗教戦争最中の血みどろの闘争劇です。メリメならではの筆致による見事な歴史小説と言えましょう。ああ、でも、難解だなあ、あの時代。難解だなあ、宗教闘争。

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