プチ・ショーズ ある少年の物語 (岩波文庫)

  • 岩波書店 (1957年8月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (340ページ) / ISBN・EAN: 9784003254271

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  • ドーデの最初期の小説。読み始めたら、止まらない。
    「プチ・ショーズ」とは、主人公の仇名で、「ちび」のこと。物語るのは「僕」だが、それが時として自分への呼びかけの「ちび」や「彼」に切り替わる。この切り替えの妙。そして息もつかせぬ展開。
    舞台は1850年代後半のフランス。第一部は、田舎で苦労した少年時代のエピソード。第二部はパリに出てからの青年時代。第一部はドーデ自身の体験がもと。第二部はかなりフィクション。
    古めかしい訳語も多少あるが、訳文は流れるよう。訳者の原千代海は昭和の演劇人。イプセンの戯曲の訳者としても知られる。その原が目をつけただけあって、なかで展開するシーンはかなり演劇的。

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