獣人 (下巻) (岩波文庫 32―545―4)

  • 岩波書店 (2018年2月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (309ページ) / ISBN・EAN: 9784003254547

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  • 美人妻の愛人は殺人衝動に駆られる人間であった。愛人の夫を殺害する計画を立てるが、結局殺人衝動に駆られ美人妻を刺し殺す。
    下巻で一番面白かったのは、この第二の殺人が第一の殺人と地続きの物語として再編成されていく過程だ。各々の登場人物は各々の獣人性によって行動して来たはずなのに、判事によって全て説明がつく物語となり、殺人者である愛人は罪に問われないばかりか、裁判中に自分が殺した女の最期を思い浮かべ泣き、それを美しい涙として捉えられて同情さえされてしまうという。
    とにかく人の死ぬ作品でした。剥き出しの人間を感じられて面白かった。

  • ナナの次兄であるジャック(機関手)が主人公のサスペンス。
    そんな風に行動するか?と思うところもあるが、雪の遭難とか列車事故とかの描写はエネルギーを感じる。

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