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- 本 ・本 (298ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003254813
感想・レビュー・書評
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再読。マラルメは完璧主義で難解なイメージ。鈴木訳は悪くないけれど、古さは否めないから難解さ倍増。掲載されている作品数は意外と少なく、1冊の半分以上が注釈と年譜。ヴァレリーのマラルメ評なども収録されているので、詩集としてだけでなくマラルメ伝としても読める。
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絶版になってたものをブックオフにて格安で買った。
アマゾンではプレミア価格。
この人の詩は難解。
詩っていうものはいつの時代も難解なものなのかもしれないけど、それでも読むのに苦労した。
難解なお蔭が、本の半分は注釈。
まあ寡作な詩人で載せる分量が少なかったせいもあるのだろうけど。
和訳も硬質で。
でもこの和訳はいい仕事をしているように思える。
ボードレールと同じ人が訳している。
確かに何だか似ているような感じも・・・と言ったら失礼か。
でも「悪の華」の文体が好きな人は絶対気に入ると思う。 -
十九世紀フランス象徴派の総帥ステファヌ・マラルメの詩集。
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