水の上 (岩波文庫)

制作 : 吉江 喬松  桜井 成夫 
  • 岩波書店
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003255094

感想・レビュー・書評

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  • 地中海沿岸の風物詩(19世紀)
    水の上(大海の小舟と大宇宙の中の地球の比喩)
    戦争(聖戦などとのたまう権力者の愚かしさに対する憤怒)
    月の光(月の詩の引用)
    フランス人の特異な感性(洒落や皮肉を愉しむ気質)

    何度読んでも新しい発見があっておもしろい

    狂気に犯され始めてる部分も垣間見られるが
    そういう箇所ほど科学的かつ理性的だったりもする

    モーパッサンの研ぎ澄まされた感覚を共有できると
    シラフでも酔うコトができる

  • 彼の人生観がよく表現されていて面白い。
    作家についての考察が特に印象的だった。
    作家ってある意味不幸ね。

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著者プロフィール

フランス人。1850〜93年。母の友人フローベールにすすめられ文筆に転向。最初の成功作『脂肪の塊』(1880)で一躍新聞小説の寵児となる。短編約三○○、長編数作を書く。長編に『女の一生』(1883)『ベラミ』(1885)。短編小説『幻覚』や『恐怖』は戦慄させるほどの正確さで狂気や恐怖を描写し、この狂気の兆候が1892年発病となり、精神病院でなくなる。

「2004年 『モーパッサン残酷短編集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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