にんじん (岩波文庫)

著者 : ルナアル
制作 : Jules Renard  岸田 国士 
  • 岩波書店 (1976年1月1日発売)
3.35
  • (19)
  • (27)
  • (63)
  • (15)
  • (3)
  • 本棚登録 :355
  • レビュー :33
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003255315

作品紹介

にんじん色の髪の少年は、根性がひねくれているという。そんなあだ名を自分の子供につけた母親。それが平気で通用している一家。美しい田園生活を舞台にくりひろげられる、無残な母と子の憎みあいのうちに、しかし溢れるばかりの人間性と詩情がただよう。

にんじん (岩波文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • にんじんはねー、ただ愛してほしかっただけなんだね。読んでいて痛々しかった。愛を得るために努力する様がいじらしい。でもそれを「うっとおしい」と感じる大人たちの気持ちも分からなくはない。

    このお母さんもうちょっと優しくなればいいのに。

  • 岸本佐知子さんの小中学生時代の愛読書だと知り興味を持った。

  • 大好きな作品

  • 悲惨だがなぜかこころうたれる。

  • 後味悪め。報われない・・・

  • 飲みながら1人で読むとおかしくて苦しい

  • 小学生の時に児童文学漫画版で読んだ本。
    その時のにんじんは可愛らしかったが、
    本を読み返すと結構意地が悪いし打算的で
    かなり印象が変わった。

  • 再読。
    哀しいど、喜劇。
    子供は見たとおりではない、という話なのだけど、子供の頃感じたように、やはりにんじんが不条理にいじめられてる、としか思えない。
    でも訳がスムーズ。

  • あまりにも切ない、少年の記録。
    共感する部分もあり、小さな頃に心の奥底に閉まって鍵を閉めておいたはずのあの時の思い出が蘇る。
    少年が純粋無垢ではなく、感情をしっかり持っている点がすごくリアルだった。
    誰かを憎み誰かを愛し、生きていくのが人間なのだなぁ。

  • にんじんはルピック家の末弟であります。その風貌から、家族からは「にんじん」と呼ばれてゐます。何かと冷たい扱ひを受けてゐるやうですが、決してへこたれた様子を見せないのであります。
    などと書くと、未読の人は「ほほう、可哀想な少年が逆境に負けずにひたむきに頑張つて、成長する感動物語だな」と思ふかも知れません。

    必ずしもさうではない。にんじんは結構計算高く、残酷な一面も持ち合はせてゐます。ウソもつく。少年文学の古典と呼ばれる作品の主人公としては、どうなのかねといふ意見もありませう。

    しかし、冷静に振り返ると、まことにリアルに少年の心理を描いゐるのは間違ひありません。少なくともわたくしの少年時代を思ふと、全く純真ではなく、打算と妥協の毎日であつたやうな気がします。子供つてのはそんなもんさ。

    違ひますか。

    http://ameblo.jp/genjigawa/entry-11310230939.html

全33件中 1 - 10件を表示

にんじん (岩波文庫)のその他の作品

Poil de Carotte ペーパーバック Poil de Carotte ルナアル
Poil De Carotte: Librio マスマーケット Poil De Carotte: Librio ルナアル

ルナアルの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ドストエフスキー
梶井 基次郎
ヘルマン ヘッセ
ヘミングウェイ
村上 春樹
遠藤 周作
フランツ・カフカ
有効な右矢印 無効な右矢印

にんじん (岩波文庫)に関連する談話室の質問

にんじん (岩波文庫)に関連するまとめ

にんじん (岩波文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする