にんじん (岩波文庫)

著者 :
制作 : Jules Renard  岸田 国士 
  • 岩波書店
3.35
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本棚登録 : 367
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003255315

作品紹介・あらすじ

にんじん色の髪の少年は、根性がひねくれているという。そんなあだ名を自分の子供につけた母親。それが平気で通用している一家。美しい田園生活を舞台にくりひろげられる、無残な母と子の憎みあいのうちに、しかし溢れるばかりの人間性と詩情がただよう。

感想・レビュー・書評

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  • ルナアルの自伝的小説だそうだが、両親から十分な愛情を注がれていたとは言い難い子供時代だったのだなぁという印象。正直この本がなぜ広く読まれているのか分からない。でも間違いなく、一度読んだら忘れられない作品ではある。読みやすかった。

  • にんじんはねー、ただ愛してほしかっただけなんだね。読んでいて痛々しかった。愛を得るために努力する様がいじらしい。でもそれを「うっとおしい」と感じる大人たちの気持ちも分からなくはない。

    このお母さんもうちょっと優しくなればいいのに。

  • 岸本佐知子さんの小中学生時代の愛読書だと知り興味を持った。

  • 大好きな作品

  • 悲惨だがなぜかこころうたれる。

  • 後味悪め。報われない・・・

  • 飲みながら1人で読むとおかしくて苦しい

  • 小学生の時に児童文学漫画版で読んだ本。
    その時のにんじんは可愛らしかったが、
    本を読み返すと結構意地が悪いし打算的で
    かなり印象が変わった。

  • 再読。
    哀しいど、喜劇。
    子供は見たとおりではない、という話なのだけど、子供の頃感じたように、やはりにんじんが不条理にいじめられてる、としか思えない。
    でも訳がスムーズ。

  • あまりにも切ない、少年の記録。
    共感する部分もあり、小さな頃に心の奥底に閉まって鍵を閉めておいたはずのあの時の思い出が蘇る。
    少年が純粋無垢ではなく、感情をしっかり持っている点がすごくリアルだった。
    誰かを憎み誰かを愛し、生きていくのが人間なのだなぁ。

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