魅せられたる魂〈3〉 (岩波文庫)

制作 : 宮本 正清 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 21
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003255438

作品紹介・あらすじ

愛しながら傷つけあっていた母と子は、遠くはなれてかえって互いの真の姿を発見する。戦争は終わり、マルクは勉学に革命運動に全力をあげてつきすすみ、アンネットは戦後の頽廃と混乱の中で生活の資を得るために奔走する。

感想・レビュー・書評

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  • マルクも少し大人になって母を労わる気持ちが芽生えてきたようだ。
    「あなたは僕の父親で母親です」
    と言う一言にその気持ちが凝縮している。

    3巻はアンネットよりもマルクを中心に物語が展開される。彼の学友達も面白い面々で、特にサント リュースとオルレアンの乙女リューズが魅力的。転んでもタダでは起きないシルヴィーも未だ健在で、マルクの自立を過激に見守ってくれている。

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著者プロフィール

Romain Rolland(1866-1944)1866年フランス中部のニエーヴル県クラムシーに生まれる。1880年パリに転居。エコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)卒業と同時に歴史の教授資格試験に合格。教鞭をとる傍ら戯曲や音楽評論を発表し、1913年に小説『ジャン・クリストフ』がアカデミー・フランセーズ文学大賞を受賞。1914年8月、スイス滞在中に第一次世界大戦が勃発、この地で戦闘中止を訴えた。1916年ノーベル文学賞受賞。戦後は反ファシズム活動に参加、第二次世界大戦中はナチスに抗しながら執筆を続けた。1944年没。代表作は他に『ベートーヴェンの生涯』、『戦いを超えて』、『先駆者たち』、『クレランボー』、『魅せられた魂』、『革命によって平和を』など。

「2015年 『ピエールとリュース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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