魅せられたる魂〈5〉 (岩波文庫)

制作 : 宮本 正清 
  • 岩波書店
3.67
  • (1)
  • (2)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 22
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (526ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003255452

作品紹介・あらすじ

家族とともに旅立ったマルクは、イタリアで暴漢に襲われた老人を救おうとして殺される。アンネットは息子と同じ道を進む決心をして悲しみの底から立ち上がる。…現代の女性の生き方にも大きな示唆を与えるロマン・ロラン(1866‐1944)不朽の名作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 4月から読み始めて早3カ月!
    途中でいろんな本を読み挟んだとはいえ、これだけ長くつきあうとアンネットと別れるのが名残惜しい気がする。
    5巻はさまざまな死に直面して重たさを感じると共に、サプライズも用意されててなかなか面白かった。
    面白い話ではあるけれど、書き方が抽象的な部分が多く文体も古くて読みづらい。これこそ新訳が出たらいいと思う。

  • 私にとっては「失われた時を求めて」以来の大長編の読破。第一次世界大戦、ロシア革命、ファシズムの台頭という激動の時代を生き抜いた主人公アンネットの生き方は現代に生きる女性にも大きな示唆を与えるのではないか。これこそまさに「大河小説」、ロマン・ロランのヒューマニズムが集約された渾身の傑作であると思う。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

Romain Rolland(1866-1944)1866年フランス中部のニエーヴル県クラムシーに生まれる。1880年パリに転居。エコール・ノルマル・シュペリウール(高等師範学校)卒業と同時に歴史の教授資格試験に合格。教鞭をとる傍ら戯曲や音楽評論を発表し、1913年に小説『ジャン・クリストフ』がアカデミー・フランセーズ文学大賞を受賞。1914年8月、スイス滞在中に第一次世界大戦が勃発、この地で戦闘中止を訴えた。1916年ノーベル文学賞受賞。戦後は反ファシズム活動に参加、第二次世界大戦中はナチスに抗しながら執筆を続けた。1944年没。代表作は他に『ベートーヴェンの生涯』、『戦いを超えて』、『先駆者たち』、『クレランボー』、『魅せられた魂』、『革命によって平和を』など。

「2015年 『ピエールとリュース』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ロマン・ロランの作品

ツイートする