地底旅行 (岩波文庫)

制作 : 朝比奈 弘治 
  • 岩波書店
3.95
  • (45)
  • (37)
  • (36)
  • (3)
  • (3)
  • 本棚登録 :399
  • レビュー :40
  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003256923

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • おもしろかった。
    これをなぜ、
    これをなぜ小中学生時代に読まなかったのか。
    今読むのとは全く違うワクワクドキドキを得られたはずなのに!後悔。

  • うぉっしゃ!読めたぞ~!!と感じた本です。
    ようやく、ようやく、名作と呼ばれるものを
    読んだその充実感。

    もう、設定も豪華すぎて、
    一度読んでしまったら読者の心とは
    お構いなしで、一切離してくださりません。
    まるで物語中のアクセル君状態じゃないですか(笑)

    伯父の本の暗号を解いたがばかりに始まる悲劇(笑)
    いやおうなしに地底への旅行へと
    導かれるのです。

    もちろん、その冒険は
    わくわく、ハラハラ、デンジャー!!
    とあらゆる要素満載。
    ここまでやりますか、といいたくなりました。

    でも、面白いから、それでいいのです。

  • はるか昔のわくわくする冒険譚



    これが1860年代につくられたおとぎ話だからと言ってなめてはいけない。

    アイスランドの火山の噴火口から地球の中心へ

    現代の科学でも未だ完全解明されてない、まさしく前人未踏の世界をヘンテコな三人が大冒険。
    この三人、特に奇人リーデンブロック教授の魅力がたまらなく、ときに芸術家のモチーフになるほどのおもしろさ。

    作者ヴェルヌの空想力が細部にまでいきわたり、本当に噴火口から地底世界に行けてしまうのでは、そして、もしかするとそこには・・・
    なんてリアルを勘違いしてしまいそう。

    はたして、三人は地底で何を見たのか、そして全員無事に生きて帰ってこれるのか

    少年の頃に、この本を読んだなら、卒業文集に「なりたい夢は冒険家」って書いて将来恥ずかしい思いをしただろうなあ

  • 実際は熱の問題で行けないけど、本当に行けそうで面白かった。

  • 『地底旅行』というタイトルを見て、高温高圧に耐えられる特殊車両による旅行だと思っていたが、読んでみたら、徒歩によるものであったことにまず驚いた。現代の科学的知見からすると、正しくない部分が見受けられるが、作者が執筆当時に想像力を最大限に働かせて創り出した状況描写や情景描写は興味深く、迫力のあるものであった。
    SF小説であるが、冒険的要素の強い作品だと感じた。しかし、徒歩で地球の中心部を目指すという計画はいくら何でも無謀だし、これだけ長期間の食糧をどうやって運んだのかという疑問を持たざるをえなかったが。
    何よりも印象に残っているのは、主要な登場人物三人の個性。志をあくまでも貫こうとする強い意志の持ち主であるりーデンブロック教授、優柔不断で受け身の主人公アクセル、何事があっても常に沈着冷静で忠実なハンス。
    三人が地上に戻るに至る経緯も面白い。
    作者の地底という未知のものに対する想像力、三人の登場人物の際立った個性が、この作品を面白いものにしていると感じた。

  • SF小説はあまり読まない私ですが、夢中になってしまい徹夜して読みました。
    地底旅行をする3人組が繰り広げる、波瀾万丈でありながらちょっと滑稽な珍道中が面白かったです。

    読み終えてからも、教授の台詞と、アクセルの台詞のそれぞれに重点をおいて、2回流し読みしました。

    エッツェル社から単行本が発行されてから、もうすぐ152年。長年、読み継がれてきた作品だけあります。
    SF小説が苦手な方にも自信を持っておすすめできる作品です。

  • 1864年に発表された本とは思えない、ワクワクの冒険本。岩波文庫独特のフォントとページのレイアウト(余白や行や文字の間隔)が少々苦手な私でも、そんなことを忘れて読んでいました。
    登場人物は、何かと心配性でネガティブ思考の主人公、クレイジーで気難しいが優しいところもある研究者の伯父、温厚で寡黙な案内人。どこかで聞いたような人物像と人物の組み合わせですが、むしろこれが原型で、後に作られた物語に影響を与えているのでしょう。
    この主人公が嫌々ながら伯父の冒険に同行し、ほとんど最後まで腰が引けているものの、予想外の快挙にそれまでの悲壮感を忘れて舞い上がってしまうところまで、現代の小説と変わりない展開で、古臭さがなく飽きない物語です。
    100年以上前の本ですが、100年後も読まれる本だと思います。

  • 独創性のある描写。書きながらイメージがどんどん膨らんだのだろう。

  • ❖本書は読書嫌いであったコドモの頃に読んだほとんど唯一のもの。物語世界に惹きこまれたその時の記憶は今も残る。いま読むと、大仰な語り口は空回りしている印象。少年少女向けであるからその仕様は仕方ないのかもしれない。一昨年、似た設定の同著作『黒いダイヤモンド』を読んだけれど、あちらの方はややオトナ向きであった。
    地底に潜るまでに本作のほぼ半分の頁が費やされるが、その部分の特にアイスランドへの旅の行程などしっかり描き込まれていて愉しめた。死ぬ思いをしてようやく到達した地底世界、その中後半部の物語展開はやや盛り上がりに欠ける印象。絶滅した古代生物の存在など巧く物語に絡めて冒険譚にふくらみを持たせて欲しかった。

  • 日本で言えば明治時代、日清戦争のはるか前に書かれた冒険小説。
    ヴェルヌの科学的な想像力に感銘。
    物語としても、とても面白かった。

全40件中 1 - 10件を表示

地底旅行 (岩波文庫)のその他の作品

地底旅行 (岩波文庫) Kindle版 地底旅行 (岩波文庫) ジュール・ヴェルヌ

ジュール・ヴェルヌの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ジュール・ヴェル...
村上 春樹
東野 圭吾
三島 由紀夫
ジュール ヴェル...
ヘルマン ヘッセ
フランツ・カフカ
有効な右矢印 無効な右矢印

地底旅行 (岩波文庫)に関連するまとめ

地底旅行 (岩波文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする