- Amazon.co.jp ・本 (466ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003256930
作品紹介・あらすじ
一八七二年一〇月二日午後八時四五分、ロンドンの謹厳な資産家にして知識人フィリアス・フォッグ氏は、多くの新聞が一斉にとりあげ狂気の沙汰と評した、八〇日間世界一周の旅に出た。彼はトランプ仲間と、一秒でも遅れると全財産を失うことになる賭をしたのだ。
感想・レビュー・書評
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おもしろかったー!
ちゃんと読んだのは初めてだったけど、これが100年以上前の作品とは驚き。
ドキドキ、ワクワク、ハラハラが全部つまっていたなぁ。
そして最後の一行に、うん、うん。と頷くのであった。
「そもそも人は、得られるものがもっと少なかったとしても、世界一周の旅に出かけるのではなかろうか」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
青春18を使っての旅のお供に。
夢中になって本を読んだのは久しぶり。とても感情移入のしにくい登場人物に「とはなんたるか」な文章、そのわりに簡潔な文脈、描写少なめ説明多めな内容なのに続きが気になる不思議。展開の仕方が上手いんだ。
そして昔の物語には読み手に想像させる力があると思った。それが夢中になる、本に入り込む理由かも。
後書きで内容というか世界各地の出来事、描写がほぼ剽窃と知り、にも関わらずぐいぐい読んで満足できたのはやっぱり作者の構成力なんだなと思った。オリジナルに負けないMADやコラージュ作品のような。 -
面白かった。
オチも、だいたい想像できたけれど、それでも面白いと思う。 -
フォッグ氏の見事な紳士っぷりに惚れる!ハラハラドキドキの冒険でした。
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<選者コメント>
ところで、結局? この旅行から彼は何を得たのであろうか? 何を持ち帰った
のであろう?
近代空想科学小説の先駆者ジュール・ベルヌの代表作。書かれたのは、明治5
(1872)年というから驚き。日本では、新橋横浜間の鉄道が開通したのが
ちょうどこの年。もう読んだという人は、マシュー・グッドマン著、金原瑞人・
井上里訳『ヴェルヌ『八十日間世界一周』に挑む』がオススメ。原作から16
年後、実際にヴェルヌの創作に挑んだ二人の女性記者がアメリカにいたのだ!
(医療福祉学科 田野慎二先生)
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1872年すなわち明治最初期ごろの世界一周するなら80日かかる様子を描く冒険小説
当時の西欧知識人てきしてん(だと思われる想像)から
インドや香港や日本やアメリカという未開地をどう見ていたかを
それから100年以上経て読んでなるほどとは思うが
それ以上ではない -
世界旅行とは少し離れたストーリー展開に着いて行けなかった。
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80日で世界を廻る旅に出た主人公達。行く手には様々な困難が立ちはだかる…も、最後のハッピーエンドはお約束。
ヒロインが登場した時点で、ある種安心して読み進めることが出来ました。
有名な作品だけに、もう少しのひねりをきたいしていました。 -
あれ?気球乗らないっけ?
著者プロフィール
ジュール・ヴェルヌの作品





