家なき娘 下―アンファミーユ (岩波文庫 赤 576-2)

制作 : Hector Malot  津田 穣 
  • 岩波書店 (1941年11月15日発売)
5.00
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :19
  • レビュー :2
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003257623

家なき娘 下―アンファミーユ (岩波文庫 赤 576-2)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 小さい頃アニメで見た「ペリーヌ物語」が大好きで、ずっと読みたかった本。
    旧字体が多く、少々読み辛いところもありますが、それでも読む価値はあります。

    王道なお話で、ご都合主義なところもありますが、その分主人公・ペリーヌのしたたかな強さや賢さ、何より優しさが心に染み込みます。
    主人公の苦労が報われて、みんなが幸せになることができる終わり方は読んでいてすっきりします。

  • ペリーヌは児童文学の主人公にふさわしいキャラクターといえましょう。明るく、賢く、誠実で、しっかりもの。しっかりものはしっかり苦労する・・という感じですけど。
    実際、こんな子はおらん、て気もしますが、誰もが認める天使のような子がお祖父さんに認めてもらうまで、名を隠して傍で働くストーリーには引き込まれずにいられません。
    がんこでどうしようもないお祖父さんが少しずつ心を開いていくところとか、お祖父さんの工場を狙っている人物たちと渡り合うところとかも楽しいし、なんといってもお祖父さんに正体が知れて感動の場面はやっぱり泣けます。
    少女版のハックル・べりーであり、ちょいロビンソンクルーソーであり、シンデレラストーリーでもあり、シモーヌ・ベイユもちょっと入っている一度に何度でも美味しい物語だったのだなあと思いました。

    アニメではペリーヌが小屋で自活しているのがとっても魅力的だったりした。食器を作ったり、手製の釣具で魚を釣って食べたりとか、靴や下着も作っていたのだと思うけど、かっこよかったんだなあ。そしてキャリアウーマンのようにバイリンガルで工場長秘書にまで上り詰め、工場の環境を良くするために尽力したりする。まだ子どもなのに・・あかんたれとかおしんもびっくりな展開。
    近年再放送でみたらまんまだった。

全2件中 1 - 2件を表示

エクトル・マロの作品

家なき娘 下―アンファミーユ (岩波文庫 赤 576-2)はこんな本です

ツイートする