夜のガスパール―レンブラント、カロー風の幻想曲 (岩波文庫)

制作 : 及川 茂 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 91
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003258910

作品紹介・あらすじ

深い闇の彼方から現れては消えてゆく幻想の数々…。埋もれた詩人ベルトランによる幽玄な美しさを湛えた散文詩の世界。

感想・レビュー・書評

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  • 新書文庫

  • 作品を楽しむというよりは、ラヴェルの同タイトルを弾くために購入。
    「オンディーヌ」は、フーケーの「水妖記」よりは人間離れしている。

  • 20120925

  • ラヴェルを聴いてからのがいい?

    いまいちファンタジーな気分になれず、読み進められない…

  • ラヴェルのピアノ曲「夜のガスパール」の元となったベルトランの詩集です。散文詩の世界を広げた人でもあり、またその詩の醸し出す光景は、中世の魔の雰囲気を伝え、怪しげな光を放っています。とはいっても、しょせん翻訳でどこまで味わえるのか、最近とてももどかしさを感じますが、。ミシェル・ダルベルト氏が自身のコンサートでこの曲を弾く前、一曲ずつ朗読したことで、読みたいと思いました。

  • 不遇の詩人ベルトランの幻想詩集。「散文詩」という新しい様式を創造した象徴的作品でもある。
    訳出によって失われた何かがあるとはいえ、絵画的な散文の数々は魅力的だ。
    ラヴェルによる同名曲の題材となったことでも有名な作品。

  • ラヴェルが作曲を手掛けた『夜のガスパール』の題材にもなったもの。読みたいと思った当時なかなか見つからなくて(その時は禄にネット通販も出来なかった)けど最近見つけて読みました。

  • 散文詩、に初めてであうきっかけをくれた一冊。
    からりころりと音の聞こえてくるような、そんなペースを感じられます。
    香り、音、寒さ、そういうものが全て荒々しく細い紐でしばられたような
    そんな印象をうける一冊。
    小さな劇場の小さな寸劇を観ているような
    そんな一冊。

  • 著者のベルトランは散文詩の開拓者として知られているらしい、知る人ぞ知る詩人。

    客観的で、時に幻想的に、時に泥臭いまで世俗的に。コマ送りで場面が次々に流れていくように、詩が流れていく。
    一つ一つの詩が、一幅の絵画、あるいは写真のように、眼前に展開される。文章を読みながら、そんな絵が頭に思い描けることも多々あった。
    ただ中身はやや淡々とし過ぎていて、読み終わってあまり記憶に残らない。多分、もっと絵画や写真に造詣の深い人、あるいはこの本を精読する時間のある人ほど、楽しめると思う。

  • 2006/11/8。註訳欄で、知識の認識間違えを指摘される詩人……。

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