- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003260449
作品紹介・あらすじ
プーシキン(1799‐1837)以後のロシア文学はすべて彼の仕事の継承と発展にすぎないとさえいわれる。中でも平明簡潔な言葉でうたい上げた彼の詩は、今なおロシア人の心の故郷として人々の胸に深く刻みつけられている。その詩の数々は苦難にあえぐものに勇気となぐさめを与えるに違いない。
感想・レビュー・書評
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著者:アレクサンドル・プーシキン(Pushkin, Aleksandr Sergeevich, 1799-1837、ロシア・モスクワ、詩人)
訳者:金子幸彦(1912-1994、新宿区、ロシア文学者)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自然や動物、対人間、喜怒哀楽を重すぎずむしろ軽いタッチで誰にでもわかるような言葉使いだった。
プーシキンは日本の夏目漱石なのかな。
面白かった。 -
カラマーゾフの兄弟を読んだあとにプーシキン読了ってなんかカラマーゾフからの影響かと思われそうだけど、このロシア作家の流れはたまたまです(笑)
プーシキンってドストエフスキーより古いから時代背景本当に謎だし、作品も詩だから余計わかりづらかった。詩って情報量が少ないから1番読解するの難しいんじゃないかと思った。現代人でかつ日本人のおれにはピンとこなかったので、プーシキンのよさがわからなかったけど、「われわれはすべてプーシキンから出発している」とドストエフスキーも言っていることから、ロシア的には非常に大きな存在だったんだろうなと思う。