オブローモフ〈下〉 (岩波文庫 赤 606-4)

制作 : 米川 正夫 
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003260647

感想・レビュー・書評

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  • アガーフィヤがオリガの前で泣いてしまう場面が好き。
    彼女の愛も、オリガのかつての愛に負けない深さだと思う。その性質は全くちがうけれど…。

    オブローモフは、シュトルツにも、オリガにも、アガーフィヤにも、愛されるだけの価値のある人だと思う。

  • いろんなひとに接して話し、感じ、考えると自分に張った根がどんなものなのかわかってくるけれど、どうしても簡単には引き抜けるものではなく、ずっと付き合っていかなくてはならないみたい。
    彼はどう自分の生活を生涯のものにするのだろうと興味があったが、結局、行き着く先は自分自身だった。
    わたしにとっての「生活」て何だろうと考えさせられた。

    "生活は不断の燃焼でなくちゃならない(P38)" と言うシュトルツを標準とすると、オブローモフは生活をしていないことになるし、彼自身それをあきらめてもいたけれど、やはり彼は、オリガとすごした時間も、プシェニーツィナの家で暮らした時間も、静かに息を引き取るまで彼の「生活」を営んでいたと思う。

    "人間は自分で自分を組織するように創られているんだ、それどころか、自分の天性さえ変えなくちゃならないくらいだ。(P38)" このシュトルツの言葉がすごく好き。

    ---
    [1859年]

  • 上巻参照。

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