初恋 (岩波文庫)

制作 : 米川 正夫 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 156
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (114ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003260845

感想・レビュー・書評

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  • 恋愛のトラウマちっくなところとか、自分と父母との微妙な関係とかが細密に立ち上がる。凄い構成と文章力。特に感情とリンクする情景描写に恐れ入った!

  • 題名こそ初恋であるけど、単純な恋愛讃歌ではない。ヒロインも平板で魅力に欠ける。この作品の魅力は、「情熱」に翻弄される人という愚かしいものに対する愛を感じさせること。この一冊でツルゲーネフが好きになった。

  • これを最初に読んだのは中学生か高校生の時、いずれにしても10代の小娘には刺激の強い話だった。艶かしい官能的な話だと思った。といっても裸の男女がもつれ合うシーンなどない。

    ヒロインのジナイーダは取り巻きの男達を思うがままに支配し女王のように振舞う。ある時崇拝者の一人の腕にピンを刺したり、ややサディスティックな面を持つ。一方でウラジミールの父親と密会している時は彼の打つ鞭を受け止める。「痛み」がある種の愛情表現になっていて、それが絵も言わぬ艶かしさを醸し出している。

    主人公ウラジミールの心の動きも、思春期の揺れ動く心情が巧みに描かれている。

  • (リリース:茂樹さん)

  • ツルゲーネフの「初恋」。
    短いのですぐ読み終わります。

  • 有名な作品だし、タイトルのさわやかさにも引かれて手をつけましたが、おもしろくなかった…。
    私にはこのヒロインの魅力がわかりません。
    これよりちょっと前に読んだスタンダールの『赤と黒』のヒロインのインパクトが強すぎたからかな…。
    主人公の影も薄くて、読みながら彼を応援したい気持ちにもならず。

  • 東京読書会の9月の課題だったようですね。

  • 嫩葉の頃の 恋 を扱った作品では、
    ドストエフスキー『白夜』の遣る瀬無い静かな慟哭と
    ゲーテ『若きウェルテルの悩み』~心の落ちつき失せて~
    迸る制御の無い愛・・・
    この2作がすぐに浮かぶけれど
    『初恋』も印象深く、こんな齢の者にも残るものがあった。

    初々しく、それでいて誰もが経験済みの その手 の熱病はしっかりと
    描きながら、主人公の回想という容を取る事で、客観的な自己陶酔が
    見事に表現されている・・と感じた。

  • ツルゲーネフと云えばこれ。こんな美しい小説を書けるだなんて、ロシア人に惚れちゃうね

  • 初恋・・・

    有名な話であるという以上の既読感がある。ツルゲーネフが日本の小説に与えた影響は計り知れないものだなあ。

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