デカブリストの妻 (岩波文庫 赤611-2)

  • 岩波書店 (1950年5月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (222ページ) / ISBN・EAN: 9784003261125

みんなの感想まとめ

愛と優しさが織りなす物語が、読者の心に深く響く作品です。主人公は、辛い状況にあっても他者の悲しみを共感し、思いやりをもって接する姿が描かれています。特に、デカブリストの妻の無私の愛情が強調され、彼女の...

感想・レビュー・書評

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  • 旅の途中でも徒刑地でも
    いつでも 辛い苦しい時には
    おお 民衆よ! わたしは 力にあまる重荷を
    けな氣にも お身といっしょにはこんだのだ。
    どんなにたくさんのみじめさが
    おのが身にふりかかっていようとも
    お身はひとの悲しみをわけもった
    そして わたしが涙流そうとする場では
    お身は もう とっくに泣いていた!……
    お身はふしあわせな者を愛す

  • 昨今のロシアにあまり良い印象を持っていないのと、近世の悪いイメージが相まって、殺伐としてるイメージが先行していたが、そんなことは当然なく、ロシアの人々が愛と優しさを持っていることを思い知った。
    ネクラーソフは歴史化としてこの史実に向かったのではなく、デカブリストの妻の大きな愛情と、婦人の愛の高さ美しさによって心動かされてこの詞を書いたのであろう。

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