二重人格 (岩波文庫)

  • 岩波書店
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本棚登録 : 534
レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003261323

作品紹介・あらすじ

主人公は小心で引っこみ思案の典型的小役人。家柄も才能もないが、栄達を望む野心だけは人一倍強い。そんな内心の相克がこうじたあまり、ついにもう1人の自分という幻覚が現れた!精神の平衡を失い発狂してゆく主人公の姿を通して、管理社会の重圧におしひしがれる都市人間の心理の内奥をえぐった巨匠(1821‐81)の第2作。

感想・レビュー・書評

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  • ドッペルケンガーとは自分への罠だろうか。

  • 訳者あとがきに都会小説とあった。たしかに!
    あんまり細かく読まなかったけどこういうの好き。ゴーゴリ、ホフマン、バルザック読まなきゃと思いました。

  • 新書文庫

  • 怖すぎる。予想を超えた結末の悲惨さ。卑屈さとその裏返しの羨望が生んだ悲劇か。

    主人公ゴリャートキン。
    ドッペルゲンガーがモチーフ。
    職場の席がなくなるなんて象徴的。

  • 1990 読了

  • 長い、まさに冗長。
    くどくどくどくどくどくどと続く自分語り。何度でも同じことを言う。しょうもなさが侵食してこれを読んでいる自分もしょうもない人間なんだと感じるぐらい凄い。最後まで読む人間の気が知れない。読んだけど。

    という風になるところまで含めて、主人公のゴリャートキン氏と同じように靴に雪が入ってグチャグチャになった時のような惨めさを体験できる優れたツールです。

  • 名作

  • そしてあの悪人、堕落した人間の手から私をお救いくださいまし・・・。
    あれは別の人間なのでございます。
    かっか、それに私もやっぱり別の人間なのでございます。
    あの男も独立した人間なら、私もやはり独立した別個の人間なのでございます。
    それにちがいないのでございます。

  • 2013.11.20読了。

  • この本を読むのはいわゆる「五大小説」を読んでからでいいと思う。

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著者プロフィール

ロシアの小説家、思想家。トルストイやチェーホフとともに19世紀後半のロシア文学を代表する文豪。

「2008年 『罪と罰 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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