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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784003261507
みんなの感想まとめ
宗教観や人間の本質について深く掘り下げられた内容が特徴のこの作品は、次男イヴァンが弟アレクセイに語る哲学的な対話が圧巻です。イヴァンの言葉は、信心深いアレクセイの心を揺さぶり、児童虐待の例を引き合いに...
感想・レビュー・書評
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カラマーゾフの3兄弟+妾腹の子をめぐる長編の第二巻。この巻では次男イヴァンが弟アレクセイに延々と語る宗教観が圧巻。児童虐待の例などを持ち出して信心深い弟の心を揺さぶる。長老ゾシマの昔語りも面白かったし、後半の長男ドミートリイの愚かさの描写も素晴らしい。父親と長男が同じ女性を取り合う様子は滑稽だが、本人たちは必死。この後「重大な事件」が起こると言うが、その事件が起こる前に二巻終了。
全四巻中半分まで来た事になるが、重大事件はまだ。ここまでのところ3兄弟のそれぞれの様子が描かれてきたという感じ。さて、重大事件とは何かな?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
感想は四巻にまとめてあります。
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恐らく第⑤篇プロとコントラだけでも1つの小説として成立する。しかしここが無かったらカラマーゾフの兄弟は成立しない。イヴァンがアリョーシャに「神と人間の創造はヨーロッパの仮説であって、ギリシャ以来のユークリッド幾何学による三次元空間も、平行線の公理を仮定しなければ別の世界が作られる」と語るとき、ロシア人は馬鹿だからと卑下する。コレは革命間近の19世紀末期ロシアのコンプレックスをよく表している。殺人犯リシャールの面白い話の後にいよいよ大審問官である。例の事件はまだ起こらない。岩波の版面が良く合っている。
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大審問
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ゾシマ長老の長逝に関する騒動は、現代でもSNSにおける炎上がそれっぽいよなと思った。
アンチが何事かで勝ち誇って騒ぎ出すと、疑念を抱いていたファンとよく知らない部外者がその騒ぎに乗る、弁護の声は届かない…。こういうのって普遍的なのかもしれないな。 -
大審問説話に人間の神に対する信仰の強さと、信じきれない弱さ、そして信じた上での細やかな見返りを求める読者のこころ。疲れるが、人間はどう生きれば良いか?悪魔は優しい言葉を囁きながら弱い人間に近づいて来る。悪魔の3つの問を一つ一つ解き明かして行く。
この掘り下げにドストエフスキーの凄さを感じる。でも、読んでいて楽に読める部分がほとんどないのと、難しいのとで疲れる。ロシア人の心の違いを感じる。 -
長老様の一生が明らかになる巻です。私自身もアリョーシャに大きな影響を与えた彼がとても気になっていました。しかし、読んでいる途中で「長老」の話か物語での「現実」か分かりにくくなっているところがあるのでご注意下さい。
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https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/TW00023334 -
読書期間:2009年12月25日-2010年1月5日
原題『Братья Карамазовы』
英題『The Brothers Karamazov』
著者 Фёдор Михайлович Достоевский[Fyodor Mihajlović Dostoyevsky]
(フョードル ミハイロヴィチ ドストエフスキー)
感想は4巻に記載。 -
99.9.5
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イヴァンの壮大な思考実験「大審問官」が載っているのがこの第二巻。キリストが魔女狩時代のスペインに再降臨するという想定。キリスト教になじみ深かったら、もっと面白いんだろうと思う。また「蜘蛛の糸」と同じ「一本の葱」の話が出てくるのもこの第二巻。とにかく面白い。
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なんだかんだ言って岩波版が好きな文体でした。純粋に個人的な好みです。イワンの口調が一番好み。ということで「反逆」と「大審問官」の収録されている第2巻が一番思い入れがある。
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筆者の視点がどこにあるのか気になる。
フョードル・ドストエフスキーの作品
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