カラマーゾフの兄弟 3 (岩波文庫 赤 615-1)

  • 岩波書店
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003261514

感想・レビュー・書評

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  • 感想は四巻にまとめてあります。

  • そよとも風のない闃(げき)として静かな夜に、その事件は起きた。ドミートリーは確かに現場に居た。下僕グリゴーリーはそれを見ている。しかしその時スメルヂャコフは何をしていたか。作者によるミスリードによって真犯人はぼかされ、乱痴気騒ぎの中ドミートリーは連行される。予審のシーンでは父親殺しとして町中の憎悪を浴びるが、生前むしろ嫌悪されていたのは当のヒョードルではなかったか。ドミートリーが別の町へ移送される直後に登場するコーリャがアリョーシャの代わりを担う。やはりカラマーゾフの兄弟たちには安穏がないことを暗示して。

  • お父さんが亡くなってしまう場面が非常に怖かったです。推理小説などでよく見る殺人場面では割と短い文章でひたすら段落が変わっていく感じですが、この作品は段落が変わらず文章が長々と続いていてかなり重苦しくなっています。

  • すきになれないのになぜ二度も読んでしまったのか

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/TW00023334

  • コーリャがペレズヴォンに仕込んだ芸が読んでいて面白い。

  • ついに起こった父親殺し。事件の開幕。恋の行く末。そして、三男アリョーシャを巡る子供たちとの交流。物語が一気に動き出す3巻です。

  • 読書期間:2009年12月25日-2010年1月5日
    原題『Братья Карамазовы』
    英題『The Brothers Karamazov』
    著者 Фёдор Михайлович Достоевский[Fyodor Mihajlović Dostoyevsky]
    (フョードル ミハイロヴィチ ドストエフスキー)

    感想は4巻に記載。

  • 99.9.5

  • 『カラマーゾフの兄弟』と言えば、父フョードルが殺される事件が話の中心だと思っていたが、意外なことにフョードルが殺されるのは物語も後半にさしかかったあたりで、岩波文庫で言うとこの第三巻である。殺人の嫌疑をかけられた長男ドミートリイのキャラクターがたまらなく好きだ。下卑たことに対して潔癖すぎて、逆にやけっぱちになって思うさま堕落しようとするのだけど、どうしても清さや美しさへの憧れが捨てきれない。誰にでもドミートリー的な一面はあるはずだ。後半のアリョーシャ、コーリャ、イリューシャのエピソードもめちゃ面白い。

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