アンナ・カレーニナ〈中〉 (岩波文庫)

著者 :
制作 : 中村 融 
  • 岩波書店
3.81
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本棚登録 : 167
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (580ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003261729

作品紹介・あらすじ

激しい恋のとりことなったアンナは、夫や子どもを捨て、ウロンスキイとともに外国へと旅だった。帰国後、社交界の花形だったアンナに対する周囲の眼は冷たい。一目愛児に会いたいという願いも退けられ、ひそかに抱くひとときがアンナに与えられるのみだった。

感想・レビュー・書評

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  • 読むのに本当に時間がかかる。アンナという女性が信じられないしカレーニンも男としてどうなんだ?みたいな。あり得ない。ただのバカな人間の集まりとしか思えないのは私が文学を理解できていないから?それでもアンナの人となりを好きになれないものは仕方ない。

  • 中弛みのしない展開。
    人物描写が上手い!

    上巻では見られなかったカレーニンの弱さと、アンナへの新たな感情。
    失恋して逃避に走ったお嬢様キチイの意外な強さが、すごく良かった。

    反対に、レーヴィンの相変わらずの不器用さと盲目さが可愛い(笑)

    唯一、好きになれないウロンスキイ。

    各々に考える愛があって、何が正解かとか正しいかは分からないなりに、模索しては壁にぶち当たっている姿が切ない。
    そこに、ロシアの当時の在り方が重なってきて、守るべきものと打ち壊すべきものが交錯してくるので、単にご近所物語では終わらない大きさが生まれてくるのかな。

    その中で考えさせられる、女性の美しさ。
    アンナの持つ魅力と、キチイの持つ魅力。
    男の気をひくためのしたたかな作戦と、男たちの一歩上をいかんとする気概。

    下巻に続くのだが、結末が少し怖かったりする。

  • 再読。それぞれの人物の移り変わる心理描写に脱帽。
    カレーニンの人間的優しさに昔読んだときは気付けなかった。
    あれは弱さではない。優しさだ。

  • 刻々と変わるアンナ、カレーニン、ヴロンスキーの心を見事に活写している。誰が正しくて、誰が間違っているのか、誰も評価することはできない。

  • 冬休み中に絶対に読み終える!
    どうせ生きるのなら、アンナ・カレーニナのように、勇気を持って生きたいものだ。
    それにしてもウロンスキーってバカな奴。優柔不断。カレーニンの方がよっぽど良いだろ。
    ドストエフスキーもトルストイも、ロシアの文豪は本当にすごい。
    しかし真実を見つめすぎた人間の生涯って楽じゃなかっただろうな。

  • 村上春樹の短編小説「神の子どもたちはみな踊る」の中に入っている
    「かえるくん、東京を救う」を読んで読みたくなったので。

  • 2007/12/21

  • 上巻におなじ。

  • やっぱり主人公はアンナもだけどレーヴィンなんじゃないだろうか。トルストイ自身がモデルという説も聞いたし。貴族と農民とのあり方、ロシアの近代化について、宗教との付き合い方、農奴解放がもたらしたもの…「恋愛小説」というカテゴライズだけではおさまりきらない小説だなぁ。

  • 教育の必要性を説いている所に共感。心理描写などに富んでいます。読みやすいです。

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