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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784003261781
みんなの感想まとめ
幼少期の視点から描かれる人々との関わりや、家庭環境の中での心情が繊細に表現されています。主人公は貴族の家に生まれ、多くの兄弟姉妹と共に成長する様子が、トルストイ独特の感受性と緻密な描写によって生き生き...
感想・レビュー・書評
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貴族の家に生まれた子供から見る人々はかなり面白かった。
割と読みやすく、簡単に読むことができます。ただ、ロシア人が多く出て、聞き馴染みのない人名が多いため、メモを取りながら読むというやり方がいいと思いました。
主人公▶︎トルストイ
兄弟姉妹沢山いるけど覚えられない。
ママ、パパ▶︎トルストイ視点の為、名前で呼ぶことは無い。
カルル・イワーヌイチ▶︎家のお手伝いさん、子供の教育係
最後らへんにおばあさんという言葉が出てくるが、恐らくカルル・イワーヌイチを指すと思われる。
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この作品はトルストイ文学の原点であり、ここで駆使されたトルストイの文学的手法は後の作品にも貫かれています。
この作品を読めばトルストイの驚くほどの感受性、繊細さを感じることになるでしょう。
分量的にも文庫本で200ページ弱と、かなりコンパクトな作品です。文豪トルストイというと難解なイメージがあるかもしれませんが、この作品の語り口はとても読みやすいものになっています。
トルストイの特徴がどこにあるのかを知るにはこの作品は格好の入り口になります。 -
自分が子どもの時、何を思っていたのかと聞かれても文章を媒体としてこれほど緻密に答えられた人間はレフ・トルストイを除いて誰一人としていなかったと思う。幼少時代の好奇心と純粋さがトルストイのストレートな心情描写とキメ細やかな状況描写によって物語られている。今の時代でも多くの人に読まれているのは、多くの人の同感を呼んだからだし、確かな技術があったからである。物語がどうこうではなく文体や描写でここまで読者を引き込める小説は他に類を見ないと思った。
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母、という絶対的な女性像。
これを頂点に様々な女性と知り合う主人公。
散文のようで、何かまとまりを感じる文章。
解説が、この作品を的確に捉えているとおもった。 -
トルストイの処女作。
『少年時代』を先に読んでしまったときに感じた違和感はしっかり解消された。登場人物の作中における位置づけのようなものも把握できた。『青年時代』も岩波で読みたいが、まだ出版されていないのか。
自伝的な小説ということもあってか、晩年の作品とは作風が大きく異なる。幾許かの我(ガ)の強さが感じられるのは、若さのせいか、自伝的という枠によるものか、企図なのか。
この人物描写。この心理描写。さすがとしか言いようがない。それでもやはり自伝小説は好みではない。だから星は4つに近い3つ。 -
ADA009
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歴史に残る文豪の処女作。著者の作品を読むのは初めてだったけれど、ロシア文学特有の、登場人物が多いうえに、その呼び名がしょっちゅう変わったりだとかの読みにくさは健在。
しかし、短編と言うこともあって比較的スラスラ読めた。内容は自伝的な作品と言うことで、日記のような感じで特に目に付くものはなかった。
しかし、最後の母が逝く場面の主人公の心情は見事だった。ああ、こうなんだろうなって言うのが伝わってきた。実体験を元にしている事もあるのだろうが。 -
少年の心に映る感動・「心からの純粋な愛」があふれているトルストイの自伝的小説だと思うよ!
→ http://yaplog.jp/bookfish/archive/53
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